[126thReport]                       2005年9月6日(Tue)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 六歌仙より5 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
2. 彩-いろどり- 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・柳友紀子
3. こ手毬 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・柳友紀子
4. 古道成寺 作者不詳 (三絃)吉崎克彦
5. 光のしづく 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦・柳友紀子
6. 風にきけPartII 吉崎克彦 (箏)吉崎克彦
7. スペイン風即興曲二章 吉崎克彦 (十七絃)吉崎克彦
また今回も台風の接近のなかの開催でした。
本当に先生は雨男というか、嵐男というか・・・・
イントロは先生の著書の「十七絃のための教則本」より「六歌仙」の5→1を用いました。
先月はソロの難易度の高い曲ばかりだったので、今回は先生の各作品集より比較的皆様によく演奏される曲を集めて演奏されました。
「こ手毬」のタイトルは花の名前と取られやすいのですが、実は作曲した段階では宮城道雄先生の「まりつきの様な曲をイメージして作られたので、「こ手毬」と命名しました。それから後に花の名前であることを知らされたそうです。ですので、このタイトルは「まりつき」の「手毬」なのだそうです。 地歌作物の「古道成寺」です。道成寺物とは「鐘に恨みは数々ござる〜」で始まる、安珍・清姫の物語と知られていますが、この「古道成寺」は固有名詞の出てこない、他の物とは多少異なった曲です。
「光のしずく」ではなく、「光のしづく」です。なぜ「ず」でなく「づ」なのかと聞かれると、ただ「好きだから・・・」適当なものです(;・∀・)
この曲は委嘱曲で、この頃から委嘱曲の割合が増え、先生の生活レベルが向上した頃だそうです。
エンディングはいつものアレでした。
次回127th Live Concertは10月11日です。
お待ち申し上げています<m(__)m>