[第三十二回 浪花の芸術を菊会]     2008年2月26日(火)18:30〜
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 五段砧 光崎検校 (箏)菊聖公一・岩田涼可
2. 四つの民 松浦検校 (三絃)菊聖公一(箏)中萩あす香
3. 深夜の月 松浦検校 (三絃)菊重精峰(箏)菊抄峰亜希
4. 松竹梅 三津橋勾当 (三絃)菊聖公一・菊重精峰・菊抄峰亜希・岩田涼可
(箏)中萩あす香
【五段砧】
光崎検校作曲の高低琴二面の合奏曲です。
本来の曲は前部に『三段獅子』と歌が入っていましたが、検校に敬意を表してこの部分を演奏されるそうです。
本手替手は会派によって異なります。菊聖先生の所は低箏が本手で高箏が替手だそうです。
【四つの民】
松浦検校の四ツ物『若菜』『宇治巡り』『深夜の月』『四つの民』の一つです。非常に珍しい曲で、菊聖先生も昨年末まで聞いたこともない曲でした。
よその会では『融』『三山』等全てが終わった後でしか習えない最高の許し物らしいです。
内容は江戸時代の「士農工商」を歌った曲で、松浦検校らしく渋い曲ですが、調絃替え(神仙本調子>神仙二上がり>一をあげて三下がり>本調子)が非常に多いです。
【深夜の月】
松浦検校の祝儀物です。
【松竹梅】
今回初企画です。出演者全員での演奏。
明治20年頃最高の許し物とされていて、この曲をあげたら師匠に2円50銭払っていました。
その当時米一俵が2円ぐらいだったので、現代だとおよそ十数万円に当たるそうです。