[第23回 Photo Gallery]     平成17年11月29日(火)
演奏曲目 作曲者 演奏者(敬称略)
1. 狐の嫁入 - 三絃(菊重精峰)・箏(菊笠穂見奈)
2. 残月 峰崎勾当 三絃(菊重精峰)・箏(菊笠穂見奈)
3. 千鳥の曲 吉沢検校 三絃(菊聖公一)・胡弓(菊重精峰)・箏(中萩あす香)
4. 虫の音 藤尾勾当 三絃(菊聖公一)・胡弓(菊重精峰)・箏(中萩あす香)
峰崎勾当の若いお弟子さんがなくなった時の追悼曲で、法名の「残月信如」から「残月」の曲名になっています。追悼曲ですが手事は明るく華やかで、在りしの姿を表しているそうです。 馴染みのある「千鳥の曲」なのですが、胡弓本曲でもあるということから、当店でも胡弓のレッスンをされている菊重先生に胡弓で入っていただきました。
「虫の音」西洋人は虫の声を雑音としか捕らえないそうです。それに対して日本人は、情緒深いものとして捕らえます。その違いは、脳のつくりに起因するそうです。西洋人は耳から入ると右脳で処理するのですが、日本人は左脳で処理します。最近ではその右脳を働かそうというわけで、色々なゲームがヒットしていますね^^