[第22回 Photo Gallery] 平成17年8月30日(火) | |||||||||||||||||||||
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艶物の「袖の露」です。 菊原初子先生ご存命の当時、初子先生は曲を耳で覚えていらっしゃったそうですが、菊重先生はどうしても目で覚えてしまっていたそうです。なので、初子先生からしたらなぜそんなところで間違ってしまうのって言うような間違いをして怒られたそうです。体や耳で曲を覚えるように努力されています。 |
「萩の露」は不祝儀物で寂しさ、物悲しさを歌った追善曲です。幕末に活躍された幾山検校の代表作ともされています。 菊重先生がこの曲を7月末にあった勉強会で演奏する際、2年前にも一度弾いているのですが、いざやろうとすると実質半分ぐらい抜けてしまっているそうです。 |
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地歌の古典曲の中に「浮舟」とつく曲は3曲あります。組歌「浮舟」、「新浮舟」、端歌物「浮舟」ですが、組歌「浮舟」と「新浮舟」は源氏物語を題材としていますが、本日演奏した端歌物「浮舟」は滝川の秋の情景や、楫枕のような遊女の切ない気持ちわ歌っています。 | 菊聖先生と、菊重先生は先月「浪とも」で高松に伺ったそうです。そこでも方々からお客様がいらっしゃっていて、宇和島といった愛媛県からもみえられたそうです。 ただ高松は渇水の最中で中でも名物の「うどん」は製造するのに多くの水を使うため、大変だそうです。高松は去年は台風で浸水、今年は渇水(>_<) |