[第15回Report]     平成15年11月9日(土)
演奏曲目 作曲者 演奏者
1. 越後獅子 峰崎勾当 箏(西村亜希子さん)・三絃(菊重先生)
2. 雪景三章 菊重精峰 箏@(西村亜希子さん)・箏A(菊重先生)
3. 打盤・横槌 幾山検校 三絃(菊聖先生)
4. 箏・三絃(菊聖先生)
 いつものように、まず菊重先生の演奏から始まります。「越後獅子」は大阪で活躍した峰崎勾当の
獅子物です。ほかの有名な曲では追善曲の「残月」や、地歌舞で有名な「ゆき」があります。
 2曲目は4年前の冬に作られた「雪景三章」でした。この曲は、タイトルのとおり「雪明り」「雪吹雪」
「粉雪の舞」の三章に分かれていて、様々な雪模様を現しています。
 後半は、菊聖先生です。今日の曲は、普段あまり舞台の上では聞くことの出来ない曲を披露され
ました。「打盤・横槌」は「打盤」(本調子)と「横槌」(三下がり)2曲のまったく違った曲を、同時に合奏
する(打ち合わせ)といった面白い曲です。また、唄も片方だけ歌うこともありますが、同時に歌うもの
が正式とされています。今日は、その同時に歌うバージョンでした。「摺鉢・連木・せっかい」も同様の
曲です。
 「蛙」は「たぬき」「荒ねずみ」「狐の嫁入り」といった作物の1つです。地歌物の唄と違い、
はっきりとしたストーリー性があるので、理解しやすい内容となっています。またこの「蛙」は蛙と
口縄(へび)のやり取りもこっけいなもので、楽しい曲になっています。
                                                      -H.N-
[第15回 Photo Gallery]
「雪景三章」(右:菊重先生・左:西村さん) 「蛙」(菊聖先生)