乗って楽しい富士急のバス路線

吉原中央駅近くにて

 ここでは、富士急グループのバス路線で、私が面白いと思う路線を紹介します。
 ただし、あくまで私の主観ですから、実際に乗ってみて「面白くなかった」という苦情は出さないで下さいね(^o^;)。


沼津駅〜船津〜吉原中央駅(根方線)
根方街道は狭い道 運行区間だけを見ると、何ということはない、ただの鉄道と並行するバス路線のように見えますが、実際は鉄道からは離れたところを走っており、地域の人々の大切な足となっています。全線通しの系統は日中1時間に1本くらいですが、区間運転も多く、特に沼津寄りの市立病院までの区間では、毎時4本のフリークエントサービスを実施しています。
 しかし、この路線の特徴は、何と言っても、その走る道路にあります。路線名にもなった根方街道を走り通すわけですが、この道路がかなり狭いです。全線の半分くらいはすれ違いが困難な道路の幅、と書けば分かりますか?写真で見ていただければ分かりますが、比較的幅の狭い中型バスでもなかなかすれ違い出来ないほどの幅です。写真より狭いところもあり、よくこんな道を通るバスが幹線路線になるものだと思ってしまうほどです。
 使用される車両は特に限定されていませんが、沼津駅〜市立病院では、ノンステップバスも多く顔を出しています。
 ちなみに、沼津〜吉原には、もう一つ路線があります。根方街道を走るのが根方線ですが、もう1つは旧東海道を走るので、東海道線と呼ばれるそうです(沼津地区の時刻表にはしっかり「東海道線」と書かれています)。
[駿78]駿河小山駅〜透間〜清水橋
新しいバスだと行先幕がありません  この路線は、小中学校のスクールバスという位置付けで、神奈川県山北町立清水小学校・中学校が休みの時は運休という路線です。また、片道のみの設定である(下校時は徒歩)こと、十数年前までは松田営業所の担当だったものが、現在は御殿場営業所が担当していること。そして、神奈川地区の利用者のために設定された路線としては唯一のバスカード使用可能路線であるなど、いろいろと面白い点はあります。
折り返しは小学校の裏で… 駿河小山駅を発車するのは7時20分のみで、非常に乗りづらい路線でもあります(御殿場線の下り2番電車が限界です)。バス乗り場に立っていると、やってきたバスの運転手さんから「乗りますか?」ときかれたりします。車両によっては(特に新しい車両は)方向幕が入っていないということも多いです(^o^;)。
 駿河小山を出発してから、県境までに「下谷」という停留所がありますが、まず乗降客はいないと思います。バスカードで乗ると、何番目の停留所かも印字されるので、暇な方は試してください(^o^;)。国道246号線に入ったら、すぐに県境です。つぎの透間で小・中学生が何十人か乗ってくると、もうおしまい。終点まであと2つ停留所がありますが、乗降なしのまま、終点に到着…と思いきや、実は路線の性格上、バス停を通り過ぎて、脇道に入り、小学校の校庭の前まで入っていきます。生徒を降ろし終わったバスは、回送で駿河小山駅に戻ってしまいます。ここから谷峨駅までは歩いて15分くらいでたどり着くことが出来ます。。
[富41]興津駅入口〜由比駅上〜富士駅
富士急バス停留所最南端・興津駅入口 富士急バス停留所最南端・興津駅入口  この路線は、かつては清水や静岡まで富士急行バスが通っていた時代の名残とも言えます。しかし、今ではこんな距離をバスで乗り通す人はいないのでしょう、最終期は平日・土曜日の朝に上り1本だけが残る状態、11月から運休となってしまいました。
 特に専用の折り返し場はなく、何の変哲もない道路上の停留所という感じです。興津駅の西側で国道1号線バイパスから旧道に入ってくるので、7時ちょうどの発車時刻より遅れることもあります。それなら駅前から発車すればよさそうなものですが、興津駅の駅前が狭く、とてもバスの待機など出来ない状態なので、このようなかたちになっているのでは?
1日1回でも方向幕はあります  富士行きのバスに乗り込むと、途中で静岡鉄道バスの並行区間は終わり、富士急単独区間になります。清水市内でありながら、富士急バスしか来ない区間が存在するわけですが、おそらく乗り降りする人はいないでしょう(^o^;)。やがて、国道1号線バイパス…といっても、この道しかないようなものですが…に入ります。海岸沿いの道路を走る富士急バスは、実はかなり珍しい光景でしょう。由比の手前で再び旧道へ。由比駅上からはバスの本数も多くなりますが、土休運休の便も多いので…ちなみに、毎日運行の便はわずか3便だけです。ここからはぼつぼつ乗降する人が出てきます。
 しばらくは坦々と進みますが、やがて左折したかと思うと、急な坂を登って、蒲原病院の前に乗り入れます。ここからは、何と山梨交通との並行区間となります。富士川駅の近くを通り、富士川橋で山梨交通との並行区間は終わりになりますが、実はこの区間、山梨交通の本数のほうが多いのです(^o^;)。
 立派なトラス橋の富士川橋を渡ればもう富士市。身延線の下をくぐり、駅前通りに入ると、貴重なバス路線での小旅行もそろそろ終わりです。

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HTML Written by Yoshihisa Tobisawa