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1986
京都近郊の公立高校同級生の30 、
15により、音楽ユニット「トロピカル大臣」が
結成される。レパートリーは「ホーキポーキ」、「ズンガリ」など世界の唱歌・民謡のカバー
のほか、オリジナル曲「エミリーは空の上」など。
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30註：
この頃の曲は、ギター、ベースのほかにポータサウンドやカシオのサンプルトーン(SK1)やシン
セ付電卓などを使用し、カセットデッキ２台のピンポン録音で自宅で作成していた。
「エミリーは空の上」で使われたフレーズは、後の曲「Yellow Liquid」に流用されることに
なる。
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そのころ 世界では ...
スペース シャトル 爆発 ／ チェルノ ブイリ 原発 事故
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1987
高校卒業とともに、同じく同級生27 もこのユニットに
参加。だが、バンドとしての形態ではなく、パートもとくに決まっていなかった。この頃でき
たオリジナル曲「王選手」、「夢の万能薬正露丸」、「ロバートは兵隊に行っちゃた」
「ダンプ天国」など。
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30註：
この頃の機材も前年と基本的には変わらないが、リズム担当はもっぱらBOSSのドクターリズム
の２代目だった。
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そのころ 世界では ...
石原 裕次郎 死去 ／ Hanako 創刊 ／ ニューヨーク 株価 大暴落
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1988
春、これまでの作品をまとめたカセットテープ「ビート＆パンチ決定盤」を発表、収録曲は発
表済の曲に加えて「アイアムパンク」、「ぼくたちみんな」、「クレイジーラブ（P.アンカ）」
など。
同時に現土喰い商売人の前川氏（左写真）をドラムに迎え、ヴォーカル
30 、ギター15
、ベース27というバンド形態が生まれる。
しかし、各人の進学等で物理的に距離が生まれ、全員そろっての活動は春、夏、冬の各休みに
限られる。
7月、烏丸丸太町の「どん底ハウス」飛び入りライブデーでついに初ライブ
決行。続く7月祇園Woopee'sにて初の正式ライブ（右写真）。
「エレベータ・ラブ」などの新曲も初披露となったが、持ち歌が少なかった為、ストーンズの
「ひとりぼっちの世界」、トーキング・ヘッズの「サイコキラー」などのカヴァー曲を演奏。
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30註：
初ライブでもしつこくカシオSK-1使用。ちなみにWoopee'sの妙なテンションのライブは、
たまたま来ていた現メンバーの9に目撃されてしまう。機材的には、この頃、
シーケンサーMC-202を購入（当時中古で7000円）。２本目のカセットテープから大臣でも使用
することに。以後大臣には欠かせない楽器となる。
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そのころ 世界では ...
イラン・ イラク 戦争 終結 ／ リクルート 疑惑
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1989
この年の最初は2本目のカセットテープ「Great Six」を発表。平成という新しい時代を迎え、
ライブでもシーケンサーMC202を導入し、新しい形態に。
2月、ドラムに浦壁勝氏を迎え、Woopee'sで2回目のライブ。3月、堀川今出川に移った
「どん底ハウス」でもライブ（左写真）を行う。
4月、西院Martiniで行う。このライブより同公立高校同級生の
26 がトロンボーンで参加。このイベントのオムニバス
テープに新曲「Route 24」と「Yellow Liquid」、「王選手（ライブ）」などを提出。
8月、ドラムにMode3Pに在籍した9 を迎え、
現在のメンバー構成に。11月、Martiniでライブ（右写真）。この頃できた新曲に
「恋のはてな」、「ゲルマン民族大移動」、「ブレーキ」など。
12月、京都Sesamoでの「たりらりら～んな夜」 のクリスマス・ライブに出演。
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30註：
また機材の話だが、この頃のライブからヤマハのDX100を使用。しばらくこのシンセの時代が続く。また、２本目のテープからは４TRのカセットMTRで録音していた。
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そのころ 世界では ...
昭和 天皇 崩御 ／ ベルリンの 壁崩壊
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1990
3月、「たりらりら～んな夜」のライブに出演。このイベントのためのオムニバステープに、
ナックの「マイシャローナ」「ゲルマン民族大移動」、「ブレーキ」、「大金欠（ライブ）」
を提出。この頃の新曲に「1990年宇宙の旅」、「虚無」。以降、宇宙サウンドを目指して
活動を続ける。
7月木屋町RAG（左写真）でライブ。9 のテレビ・
ヘッド、スタンディング・ドラムが好評。8月、心斎橋サンホールのイベントに出演。
この頃から3作目の作品集の制作に入る。9月、ギター15
の不在を穴埋めするためにギリシャ系米国人アンドリュー（右写真）がヘヴィなギター
で参加、「Teleportation」、「わかる算数」などの新曲を引っ提げ、11月、神戸女学院文化祭
、梅田ギルド、京都RAGなどでライブ。12月、恒例の「たりらりら～んな夜・クリスマス」に
オリジナルメンバーで出演。「元気なドッペルゲンガー」を初披露。
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30註：
充実期。この頃のライブより各メンバーが目立ちたがってくる。テレビを頭からかぶったり、ヘッドライトをつけたり、電気工作のキットを手につけて光らせたり、頭にろうそくをたてたり...etc。
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そのころ 世界では ...
モスクワに マク ドナルド 開店 ／ ティラミス 流行 ／ 花博 開催 ／ 宮崎 事件 ／ 東西 ドイツ 統一
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1991
2月、3月とオリジナルメンバーでライブを行い、9 、
30 の就職により活動休止を迎える。
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30註：
この時は解散と思っていたが、翌年トロピカル大臣を再開することになり、結果的に充電期間となる。
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そのころ 世界 では ...
雲仙・ 普賢岳 爆発 ／ 若・ 貴 フィー ヴァー ／ 湾岸 戦争 勃発
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1992
9月、1年半ぶりに京都木屋町Very goodにてライブ。新居氏（ex. ビスケットホリックなど）
をドラムに迎え、9 がギターという構成で、
「地底の世界」、「俺とお前のロックンロール」、「海のも屑」などの新曲を披露。以降、
新た な曲作りに入る。
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30註：
この年のVery goodのライブは、大臣のライブ史上最も新曲が多かったライブだが、盛り上が
らりに欠け、そのほとんどがおクラになっている。機会があれば手直ししたいとは思っている
が。
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そのころ 世界では ...
バルセロナ オリンピック 開催 ／ PKO 法案 成立 ／ ロサンゼルス 黒人 暴動
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1993
5月、サンプルテープ「トロピカル大臣」制作。収録曲に「大臣のテーマ」など。6月の大阪
ライブで無料で配布。新曲「がんばれジーザス」、「異次元ロッカー」発表。8月、
「虚無、ブーガールーヴァージョン」等を録音。9月、心斎橋Muse Hallでライブ（写真）。
「キャサリン」など披露。このライブでも無料配布テープがあった。10月、BonBon Records
発足。同レーベルよりカセットテープ「Waxivv」（制作90年～93年）をリリース。1
2月、代々木チョコレートシティにて初の東京ライブ。
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30註：
91年、92年と低迷が続いた大臣だが、ここで本来のイキオイを取り戻し精力的に活動していく。
この頃からシンセはプロフェット600を使用するようになる。
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1994
3月、4月と代々木チョコレートシティにてライブ。新曲「そして野菜スープ」発表。
トリニティー・レーベルの第一弾オムニバステープに「ブレーキ」、「Teleportation」で
参加。6月、新宿ロフトにてライブ。7月、再び代々木チョコレートシティにてライブ。
初のインターラクティブ（くじびき）・ライブを決行。BonBonRecordより二本目のテープ
「Tokyo Mo TROPICAL DAIZINNNNNNN」を発表。「Yellow Liquid 1990」、
「虚無-ブーガルーMix」など収録。8月、心斎橋MuseHall、10月、渋谷On Air West（写真）
にてライブ。
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30註：
この年から東京でのライブが増えてくる。ちなみに上の写真のバックのモニター上に写ってい
るのはファミコンの「Spy vs Spy」。
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1995
1月7日、江坂ブーミンホールにてライブ。新曲「7月10日」など披露し、サーフィン大臣と
円熟大臣という2ステージのライブ。2月、代々木チョコレートシティにてライブ。7月、
難波ベアーズにてBonBon Recordのイベントに出演。新曲「ミルクマン」披露。7月下旬、
代々木チョコレートシティーにてライブ（写真）。新曲「サーカス・セーカツ」発表。以降、
新曲のレコーディングに入る。12月、トリニティーレーベルより初のCD「ファースト・キッス」
リリース。収録曲は93年以降の新曲が中心。
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30註：
新曲の発表も順調。楽曲もこの頃からメンバー全員で作っていくことも多くなった。
初CD も発表され、第2の充実期と言えよう。ところで大臣の場合、充実期には奇行が発生する
ようだ。上の写真のライブではサランラップで顔をぐるぐる巻にしている。あーしんど。
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そのころ 世界では ...
阪神 大震災 ／ オウム サリン 事件
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1996
1月、大阪、東京ツアー。5月、難波ベアーズでBonBon Recordのイベントに出演。以降、
ベストアルバムの録音に入る。10月、天保山ベイサイドジェニー（写真）にてライブ。
新曲「多次元ロッカー」発表。このライブ以降、トロピカル大臣は２度目の充電期に。
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30註：
この年よりユニフォームが決まる。メンバー名はそれぞれコードナンバーで呼びあうように
なり、ライブでは、服装から靴、かばんにいたるまでトロピカル大臣指定のユニフォームを
着用するよう義務づけられることになる（上の写真参照）。
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そのころ 世界では ...
アトランタ オリンピック 開催／ペルー 日本 大使館 人質 事件
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1997-1998
充電期継続中。「異次元レーサー（仮題）」、「目玉がギョロリ（仮題）」など新しい曲に
恵まれるも、表面的な活動は特になかった。9月にホームページ開設。
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30註：
特にコメントなし...。
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そのころ 世界では ...
酒鬼 薔薇 事件 ／ 松田 聖子 離婚 ／ 香港返還
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1999
録音に関しては地味に続けていたが、この年、ライブ活動の方を再開。9月には京都MOJOでライブ。10月にはサエキケンゾウさん主催のイベント・
「Drive To 2000」に参加。いずれもたまっていた新曲を披露。
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30註：
写真はMOJOでのライブのもの。MOJOのライブでは、ギター15のかわりに夏八木ムガ氏をゲスト
に迎えてのライブだった。
Drive To 2000 ではサエキケンゾウさんや鈴木慶一さんなど大御所のライブは見れなかったが、
千葉レーダーをはじめてみれて感動した。
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そのころ 世界では ...
Y2K問題／ ミッチー サッチー 騒動 ／ 地域振興券発行
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2000
この年、ひさびさのライブ活動充実の年。4月のMETROを皮ぎりに、T2楽屋、吉田寮ライブ、難波BEARSの4連発実施。
まあ、充実といっても他のバンドさんよりだいぶライブの数は少ないとは思うのですが。。。
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30註：
去年に引き続きライブでは15はお休み。Gは夏八木ムガさんに大変お世話になりました。
実は、27と30には斉加年と文太という夏八木名があるのはあまり知られていない。
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