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●新デジカメ購入&悲劇の顛末●
約1年ぶりのトピックス更新となります。 なんやかんやと本業が忙しく・・・。 その間、手持ちのモバイル関連機器を巡って、新旧交代やらトラブルやらがいくつもありました。 まず、新ノートPC<A4サイズ>の購入(H14.2)、ザウルス引退(H14.4)−その後PDA使用取りやめ、デジカメの買い換え(H14.6)、携帯を504iに機種変更(H14.7)、そして、バイオノートの落下事故!(H14.8)
今回は、そのうちの「デジカメ買い換えにまつわる顛末」を紹介いたします。
3代目デジカメ引退?!
記事的には、ちょうど1年前に登場した FinePix6800Z。 このカメラはお気に入りでしたが、現在手元にありません。 それはなぜか? 人手に渡したからなのです。 すぐれている面は、前回の(なんと1年前!)のトピックスに書いたとおりなのですが、ある欠点が買い換えの原因になりました。
このカメラは、マニュアル撮影は一応できますが、オートで撮影することを主に想定して作られたものです。 日中、光が存分にある屋外や、フラッシュが使える室内(近距離)では非常にうまく絵を作ってくれます。 発色もいいし、バッテリーもそこそこ持つ。
ところが、私のカメラの使い方というのは、フラッシュは使えない(使わない方がよい)タングステン光での撮影(つまりステージの撮影)が多いのです。 ホワイトバランスは「電球」に、事実上ISO感度を上げるように設定して、シャッタースピードをできるだけ速くするようにして撮っていました。 しかし、手ぶれが非常に多く、使える写真が大変少ないということが起きました。 絞りは開放に近いぐらいに開いてしまうので、ピントも意図した被写体に合いにくくなる(専門的には被写界深度が浅くなるといいます)ので、ピンぼけ手ブレ写真のオンパレードとなってしまっていたのです。 シャッタースピードは 1/15秒〜1/30秒程度 にしかならないので、手ぶれが起きるのは無理がありません。 手ぶれの原因は、ボディのホールドの難易と重量も関係します。 そしてシャッターボタンを押してから、実際にシャッターが切れるまでのタイムラグ(時間差)! 押したら安心して手が動いてしまうんですね〜。(実はシャッター音を電子的に出すように設定すれば、若干緩和できますが)
元々、一眼レフで遊んでいたわけなので、シャッタースピードや絞りなどを自由に設定して、被写体の動きを止めたり、被写界深度を思い通りにしたいクチなので、これは不満がたまってきました。 FinePix F601が出たとはいえ、まだ店頭に6800Zの新品があり、投げ売りになっていない今しかない。 6月頃に買い換えを決断しました。 使用期間は約10ヶ月と短命でしたが、自分の使い方ではちゃんとした写真が撮れないとなると・・・ 購入店では、中古の買い取りもやっているので、話を聞くと、買い取り価格は25,000円が上限で、実物の状態によって下がっていくとのことでした。
結局、その値段で、デジカメを探していた知人に譲り、お金を足して、別のデジカメを買うことにしたのです。
次は、やっぱキヤノン?
持っている一眼レフは、キヤノンの EOS650 というEOSシリーズ初期のもの。 それでも基本性能は高く、思い通りの絵作りができます。 レンズも一眼レフだけあって、高品質であり、できあがったプリントのシャープさは、コンパクトカメラの追随を許さないのはいうまでもありません。
デジカメはどうする? 実は、以前からキヤノンのものが欲しかったのですが、なかなか感性に合致するものがなく、見送っていたということがあります。 でも今回は、撮影モードを切り替えるダイアルの表示がEOSとほぼ同じで、自分にとってはわかりやすく、マニュアルモードも充実している PowerShotが候補に挙がりました。 ネックは記憶メディアが、コンパクトフラッシュだということ。 今まで使っていた スマートメディア が使えなくなるのです。
しかし、ここは思い切って過去を断ち切り、PowerShot S40 を選択しました。 300万画素の S30 もあったのですが、これではFinePixと変わらなくなる。 実際に、最高画素数での撮影が必要かどうかは別として、できることの上限が高い方がいいと判断しました。
Exif2.2対応ファームウェア(カメラ内蔵のソフトウェア)を内蔵した製品が店頭にあったので、即時購入しました。 これで、撮影時の色に近いプリントが得られる!一挙両得!(ファームウェアの更新は、キヤノンのウェブからファイルをダウンロードして、自分でもできます)
128MBのコンパクトフラッシュとスペアバッテリも同時に購入し、準備万端整ったのです。
PowerShot S40の使用感は?
このカメラは横長で、ホールドがしやすく、一見、フィルムを入れるコンパクトカメラのように見えなくもない。 そして、ずっしりとした重量感があるのです。 重量のカタログ掲載値は、「先代」の FinePix6800Z とほぼ同じなのに! ネックストラップで首に下げていると肩がこりそうなぐらい! オート系は、「AUTO」と「プログラムAE」の2種類が用意されていると考えてよく、その違いは、AUTOがISO感度なども自動的に設定され、とにかくシャッターを押すと、破綻しない写真が撮れる。(フラッシュ発光のパターンは設定可能) そして、AF(オートフォーカス)は、インテリジェントになっていて、被写体のパターンにより、3つの測距点が自動的に選択されるという優れもの。 一方、プログラムAEは、ISO感度も設定でき、写真の仕上がりにマニュアル的な味付けが加わるというもの(文字では伝わらないでしょうね、このニュアンス)。
このほか、プログラムAEの応用として、高速シャッター、低速シャッター、被写界深度の浅い、深いといった、撮影者のイメージした通りの絵が作れるようなモードが用意されています。 そして、シャッタースピード優先AE、絞り優先AE、完全マニュアルというモードがあります。 実は、これが欲しいのです。 ちなみに、フォーカスもマニュアルで合わせられます。
プログラムAEに設定し、条件が悪い(暗い)状況で撮影してみました。 先代ではブレていたような条件の撮影でも、実にきれいに写ります。 これは凄い! シャッター音を出すようにしたのも要因でしょうが、重量感があるせいで、レリーズ(シャッターを押して)してからシャッターが切れるまで、カメラを動かさずにホールドできていることもあるんでしょう。
マクロ撮影でも、絞りを自由にできますから、意図通りの撮影ができました。 フラッシュが使えない状況でも、シャッタースピードを1/40秒〜1/60秒に設定し、ISO感度を高くすることで絞りの開きを抑制して(画質は少し荒れるものの)、ちゃんと絵が撮れました。 これは、買い換え作戦成功といっていいでしょう。
PowerShot S40が「先代」との違い
PowerShot S40には、音声だけを記録する機能がありません。 頻繁に使うものではないですが、FinePix6800Zにはボイスレコーダー機能があって、とっさの録音ができるのです。 これは、密かに便利。 ところがS40はカメラとしか使えないんですねー。 デジカメでMP3まで聴こうとは思いませんけど・・。
それから、なんと言っても「重い!」(感じがする)。 ずっと携帯するにはつらいかも知れません。 そして「大きい」(厚い!)
しかし、小さい、軽いってのは、携帯には便利ですが、人によっては、「扱いにくい」「撮影しにくい(ブレる)」ということと同義になります。 カメラは、ちゃんとした写真が撮れてナンボです。 これは我慢我慢。 常時携帯し(ポケットに入れてい)たい人は、150万〜200万画素の小型機を買うべきです。 要は、用途(あなたのニーズ)に合致しているものを選ぶべし!ということですね。
このカメラが重い原因の一つは、3倍ズームレンズ。 でも「寄った絵」を撮るためには譲れない。 これは先代とおんなじだけど。 S40は、ディジタルズームと組み合わせると11倍ズームになります。 画質が落ちるという話ですが、これは使いでがあります。
S40の記憶メディア、コンパクトフラッシュは、スマートメディアとは違い、電極がむき出しになっておらず、扱いにそれほど気を遣わなくても良い(価格も若干安いし)。 私としては、使い回しができた方がありがたかったのは事実。 (なんでも、この秋、フジフイルムが、また、新しいメディア<xDピクチャーカード>を採用するって! スマートメディアとも互換性がないとは!)
突然おそった悲劇!なんてこった!
試し撮りをしながら、やがて本格的に使うことに。 128MBコンパクトフラッシュを1枚買い足して万全の体制となったのです。 8月の、とある日、S40を駆使し、記録用の写真を撮りまくっていました。 やがて1枚目のコンパクトフラッシュが一杯になったため、失敗したショットや、不要なショットを削除し、撮影を続けたんです。 「さあ、あと1ショット撮ったらでカードを換えよう」と思い、シャッターを押しました。 「CFカードが一杯です」とディスプレイに出るはずが、なんと「CFカードが異常です」。 再生してみると「画像がありません」という無情の表示。 128MBもの画像データが消失した瞬間でした。 原因はわかりません。 気温は高かったものの、冷房を掛けている室内での撮影がほとんどでした。 カメラはそれなりに熱くなっていましたが、通常の範囲でした。 メゲていても仕方ないので、コンパクトフラッシュを挿し換え撮影を続けました。
ところが、また悲劇が襲ったのです。 あと20枚程度撮れるという段階で、撮影済み画像を再生したところ、最初の頃の画像が出ないのです。 400万画素、最高画質での撮影なので、約60枚撮れます。 ところが、コマの番号の4x番以前が表示されない。 現実に目を背け(実はどうしようもないので)ながら撮影を再開しました。
コンパクトフラッシュをPCカードアダプタに挿入し、パソコンで読み込んだところ、1枚目は、見えないものの、ファイルは一応存在している様子。 FATが吹っ飛んだのか、とにかく、Norton Utilitys2002で修復を試みたのですが、結局、jpegファイルは救い出せませんでした。 状況から見て、別のユーティリティでもだめだったかも知れません。
2枚目は、60コマ撮影したつもりでしたが、カメラで見るとわずか9コマが再生されるだけ。 パソコンに読み込もうとしたら、3コマ目で異常が発生し、助かったのはわずかに2コマ!
以前から持っていた64MBのコンパクトフラッシュで撮影した20数コマは全部助かっていました。
なんということでしょう。 なくなった画像は、誰も保証してくれません。 しかし、今後も同じことが起こったらたまりません! そこで、こいつを買った販売店Kに電話で状況を話しました。
「初めての事例ですが、カメラとしての役割を果たしてないですし、原因がなんなのかわからないので、カメラもコンパクトフラッシュも新品交換します」と言ってくれました。 電話を取ったのが店長さんだったのも幸いしました。 カメラ専門店で、しかもすべての品をそこで買っていたのも、話がしやすかった要因でした。
その後、同様の事態は起こっていません。(同様の状況では撮影してない)
交換してくれたS40はロットが違いますし、このようなことが再現しないことを祈っています。
電子式カメラの怖さを痛感しました。 また冒頭に書いたように、ノートPCを落下させHDDを破壊してしまいました。 ディスクやメモリってのは、テープとは違って、データアクセスは便利なものの、データを失うのは一瞬。 こわいです。 真夏の怪談?です。 なんてこった・・
Recently updated Aug.18.2002
First upload Aug.17.2002
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