日本海方面は、大雪とはいえ太平洋側は寒いがお天気との気象庁の予報に出かけることにした。嫁さんの準備がとまどり家を出発したのは10時をすぎていた。いつもながらに、出かけるのが遅い。 |
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地下鉄を蹴上駅で降り、1番出口を出て右へ、明治の頃に作られたインクラインの赤レンガのトンネルを潜り抜けると春だと綺麗なんだろう?桜の木が多い公園地、琵琶湖の水を京都に引いている疎水の水の流れる音を利きながらインクラインの線路にそって西へ行く。 |
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インクラインから山に向かってアスファルトの細い道を15分ほど登ると、日向大神宮に着く。トイレをお借りしようとすると、女性のハイカーお二人さんがトイレの空くのを待っておられた。それじゃ!って境内におまいりすることにした。かやぶきの屋根をした本殿は、珍しい。その本殿横から、100mほど登った所に縁結びの祠があるとのことで、私達中年にはもう関係無いかもしれないが、覗きに出かける。洞窟の中に小さな祠があり、お参りをすませ、トイレにもどってみるとご婦人たちの姿は無く神社階段に腰掛、休憩をする。 |
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七福思案所の峠 |
峠点から少し登った見晴らしの良い場所 |
登山路に雪が・・・ |
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日向大神宮から左の山道に入る。道は急な登り坂で、高度は稼げるが息がきれる。何度かの一服のすえ、ピークに達しすこし降りると、左に進むと、南禅寺、右に進むと山科へ行く七福思案所の峠の四辻の峠に着いた。広い場所でベンチもあり、急なのぼりで疲れ、此処にて昼食をとる。食事をしていると、山科側から、中年の夫婦ハイカーが登ってこられた。大文字方向か南禅寺方向、どちらに進むか迷っておられ、私達のこれから行く道を聞かれ、大本字方向だと言うと。そうしたら、私達も!と、先に行かれた。なんで、そっちにいくねん!
昼食後道はなだらかな尾根道となり、しばらく進むと山科の町並みが一望できる見晴らしの良い場所に着く。ベンチもあり、一服。お天気も良く晴れてポカポカして気持ち良い。
尾根道は、なだらかなのぼりで大文字山に向かう。北に進むにつれ登山路に雪が残りだす。 |
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四つ辻・如意超え道に着いた時には、あたり一面雪景色になっていた。此処で、京都一周トレイルは、大文字山には進まず、下山方向を指している。ガイドブックには大文字山を登るように書いていたが、実際の道は違うようだ。嫁さんと京都一周トレイルをはずれて大文字山を登るか相談すると、私達は京都一周トレイル東山コースを歩いているんだから、今回はそのコースを歩く事にし下山する。杉林のあまり踏まれていない雪道を進むにつれ、雪はうっすらとなりだし、黒い突っ立った岩を左に、急な石段を降りだし、後ろを見ると、何段かの桜門の滝が見える。沢沿いに下って行くやがてと登山口に出たあたりを見ると、大文字温泉と書いた民宿のような建物が多くあり、温泉好きな私達の心を揺さぶるが、今回はパスがいつか訪れたい。 |
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寺や神社が多い高級な住宅街をしばらく進むと、銀閣寺があり、しばらく尋ねてないので参拝することにした。銀閣寺は観光客も少なく、のんびりとできるお寺である。縁台に座って、ボォ〜〜としていると気持ちよく今日の疲れがいやされる。 |
銀閣寺から、住宅街を通り、次の比叡山出発点となる北白川仕伏町に向かい、出発地点を確認後、市バス3号系統で京都市内へ |