京都駅を8時20分発の特急に乗車し、名張駅で普通に乗り換えて、西青山駅に着いたのは9時51分。
西青山駅は山の中の駅で、線路沿いに美しい川と国道165号沿いの回りには民家などは一見も見当たらない無人駅であった。乗車券を改札の木の箱に放り込み、改札を出ると数人のハイカーなのかどうかはわからないが、にぎやかであった。
駅から東海自然歩道までは、一時間ほど歩かなければ自然歩道にはいけない。また、これから先は便所などは無い事が予想されるので、便所で用をたす。
駅を出ると国道沿いのススキの生えた山道に案内板が示してあり、そちらから国道沿いに上りだす。
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国道沿い乗馬処 |
自然歩道歩道橋 |
青山高原保険保養地キャンプ場 |
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駅前の階段を登ると国道の横の散策道に入る。周辺にはススキが穂を揺らしている。天気も良く気持ちが良い。やがて散策路の周囲はススキから、桜並木と続き、30分ほどで、乗馬クラブに出る。調教師さんが、馬を走らせていたので、しばらく見学させていただいた。散策路はここまでで、国道に出る。国道は、車が多く嫌に鳴る。20分ほど車の多い国道を登った峠布巾に、「東海自然歩道歩道橋」と、書いている歩道橋に着く。陸橋を登り、自然歩道の山道に入りだす。やはり、車の多い道路沿いよりも山道は心いやされる。なだらかな山道は、やがて丸太の急な階段になり、その勾配が急になりだす。やがて、いつものように嫁さんが遅れだし、「この階段、高すぎる、もうしんどいわ!」とぼやきだす。たしかに、一段一段の高さは高かった。急な階段を上り詰め、尾根に出て少し行くと青山高原の保養施設の道路に出る道路を少し降りると広い草原のキャンプ施設。に着いたので、此処で昼食とする。眼下に展望が広がっていて、トイレや水道施設などがある。
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青山高原保険保養地 |
保養地から伊勢湾を望む |
風力発電風車を望む |
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保養施設の別荘街に広がった車道を東海自然歩道の道標に沿って歩き出す。左手別荘街の木々の間に鹿の群れを発見して驚いた。今年の夏は暑かった日が長く、山々に木の実が少なく、里近くまで動物が下りてきていると、どこかのテレビ局で聞いたことがあったが、これほどの群れがいるとは驚いた。別荘の道路はよく整備しているが、歩く人は少ないのか歩道は少し荒れている。しばらく歩くと、右の舗装した枝道に入る。左の展望が開け、遠く伊勢湾が見えた。そして、右手の展望が開けると、遠くこれから歩く歩道にあたる風力発電の風車が見えた。
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青山高原で奇怪な末 |
保養地からの下山路 |
県道67号千分岐道標 |
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なだらかな道路沿いに奇妙な松がありましたので、記念に一枚。舗装された道路は、ゆるやかな下りになり降りてゆく、くだりの途中でも鹿が道を横切っていく。30分ほど歩くと県道67号線と交差する。
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メナード青山への長い舗装道路 |
林道途中、ふきの花 |
メナード青山休憩所 |
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分岐からは杉林の見通しの悪い平坦な地道を延々と50分ほど歩き、広い道路に出た、その向こう側に小さな川にかかった橋があるが、これが大原橋だった。この辺りで嫁さんがギブアップみたいであが、励まして先へと進む。大原橋から舗装された道ではあるが、いぜん杉林の見通しの悪い変哲のない道である。この道路をあきあきしながら、足を引きずりながら延々と2時間も歩かされ、青山リゾートホテル敷地内に到着する。
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宿泊したコテージ |
ホテル社んぜるぜ |
青山ローズガーデン |
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宿泊はコテージで、食事はホテルにて、くつろいだ雰囲気で一泊する、翌朝、青山ローズガーデンに見学したのち、ホテル送迎バスにて、近鉄伊賀神戸駅へ
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