加太(かぶと)〜鈴鹿峠〜山女原

 2009年9月22日(火)祝日 曇りのち雨27度

参考タイムふれあいウォーク東海自然歩道・東海版
まがき橋←2、0k(30分)←沓掛←2,5k(40分)坂下宿←1、8k(45分)鈴鹿峠←4,0k(1時間15分)山女原  

到着時間
JR加太駅9、09→バンドウ峠9、47→まがき橋10、04→国道一号線陸橋10,26→沓掛10,42→坂下宿11、29→方山神社11、57→鈴鹿峠12,38→登山道出口ベンチ13.30→山女原14.30→国道一号線熊野神社16,12

交通機関
往  JR西日本鉄道  
   JR山科→JR草津→JR柘植→JR加太

復 あいくるバス
  JR西日本鉄道
  熊野神社バス停→田村神社バス停→JR貴生川駅→JR草津→JR山科

同行者、次男 



自宅をいつものように6時30分ごろ出発して、JR山科、JR草津、JR柘植と乗り継いで、JR加太で下車。2ヶ月ぶりの自然歩道歩きである。前回不安になりながら自然歩道めざして歩いた道を ふたたび歩き出す。前回は、道路がぬれて歩きずらく感じた場所も今回は快適に歩けた。

バンドウ峠

まがき橋付近

一号線を渡った茶畑を進む



駅から40分ほどで、バンドウ峠の自然歩道に合流し、そのまま舗装道路を下っていく。曇ってはいるが、山間の空気が澄んでいるのか、景色がやたらと綺麗に見える。あちらこちらに彼岸花が咲いていた。
峠を20分ほど下ると左手に神社の鳥居が見え、その先がまがき橋である。橋を渡たると製材所なのか広い平原になっている。少し休憩したのち、一号線をめざして舗装した道路をゆるやかに下っていくと、20分ほどで、車の騒音が聞こえ出し、一号線を横断している遊歩道の陸橋が見えた。
一号線を遊歩道専用の陸橋を渡り、その先を示す道標が無く、どう歩くのか迷ったが、、どうやら茶畑の中に入るようだ。

昔を思わせる宿坊

鈴鹿馬子唄記念館

舗装道路から山道へ

 


茶畑のあぜ道を少し歩くと、すぐに旧国道に出る。ガイドではこの旧国道を鈴鹿峠めざして進むようである。
道路はやがて沓掛に入り、昔の旅宿らしき建物が、何軒か見られる。鈴鹿地方は雨が多いみたいで、進行方向には、どんよりとした雲におおわれて、なにやら雨がポツポツと降り出した。次男坊が、ぶつぶつ文句を言い始めるのを、なんとかなだめつつ、広く舗装された道路を鈴鹿馬子唄記念館まで歩き、展示品を見物しながら雨宿り。
雨は霧雨になってきたので、また歩きだす。舗装した道路からはずれ、山道に入っていく。今日はじめての山道で、気持ち良い。一号線の高架橋から聞こえる騒音を左下に見ながら、アップダウンを繰り返しながらの険しい道も、再び旧国道に出て、すぐに方山神社の参道に入る。

方山神社

国道一号線高架橋下

鈴鹿峠



参道を少し登ると方山神社の石碑に着く。その石碑には、長刀道場発祥の地だとか、参拝に本殿の階段を進むと、参拝者が少ないのか落ち葉が多く手入れされて無い、参拝は遠慮することにして、その階段にて昼食をとる。
一服したあと、階段を下りると、下でも昼食にしているハイカーが、おられたので、軽く会釈をして先に進む。自然歩道再開して初めて出会った人である。やはり、連休中だとあって、出会う人もいるものである。
自然歩道は急な傾斜角度で国号一号線高架橋の下をくぐり、道路の向こう側に出て、山道に入り10分ほどで、鈴鹿峠に出た。あたり一面が茶畑である。
峠は、もっと狭い場所を想像していたが、意外と広い茶畑であった。
で、これから下るんだろうと考えていたのだが、あまかった。自然歩道はその峠から右の険しい丸太の階段方向を示していた。

峠道出口

なだらかな山里の道

広い二又の畑

 

きつい丸太の階段を、国道一号線のトンネル上を巻いていき、30分ほど登るとベンチがひとつある二子山分岐に着く。きつかった登りの疲れをそのベンチでとる。この辺がこの山並みのピークであるようで、周辺の山並みが同じ高さぐらいに見えていた。
分岐からは、一転して、急な丸太の階段が下に下りている。一気にその階段で、痩せた尾根道を、20分ほど下ると、二つベンチがある峠道の出口に着いた。
これで、今日の目的であった鈴鹿峠も越えたこともあり、此処から先は平坦な山さとの道なので、次男と話し合い此処からも帰路につけるが、東海自然歩道をどこかであるだろうバス停まで東海自然歩道を進むことにする。
自然歩道は、山里のあぜ道を進み、二又の広い畑に出る。その畑方向のあぜ道に入り、やがて広い県道に出た。

 

県道に出る

二又

山女原バス停駅へ

 

県道は、車が数多く走っている。此処でタクシーを呼ぼうと携帯で検索してみると、「該当するタクシー会社はありません。」との表示。で、広い舗装道路を再びバス停めざして先へと進む。しばらく歩くと山女原で、やっとバス停があった。で、バスの時刻表を見てみると、なんと、2時間後しかバスが来ない。またまた、タクシー会社を検索。すると三重タクシーが、ヒット!!繋がりにくい電話にて、タクシーを依頼すると、此処は滋賀県とのことで、拒否されてしまった。しかたなく、バスの経路沿いに1号線めざして歩く事にした。
2時間ほど、暇つぶしがてら歩くと、国道1号線に出た。ここであいくるバスにて、田村神社に向かう。バスの運転手さんが、乗り継ぎ券を発行していただき、JR貴生川駅までの乗り継ぎ券を貰ったうえに、なんと、乗車料が220円?とあまりの安さ。あいくるバスさんに感謝するばかりです。
田村神社は、「道の駅」になっていて、土産や飲食店があり、貴生川駅までのバスは頻繁に出ていた。疲れた体にエネルギー補給のため、麦の水とあぶらぎったおつまみで、補給したのち帰路につく。

 

 

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