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岩尾池からは、真っ直ぐに行くと岩尾池キャンプ場を通る広い道でも行けるが、道しるべは池の東側を行く。
遊歩道に作られたトンネルをくぐると、ぬかるんだ林道となり、すぐに大沢池に到着する。
池にて、釣りに来られた方から声をかけられる。
「何処から来たんだねぇ?」「京都です」と、返事すると「京都からやと、こんなとこなんかより、もっと良い所なんぼでもあるやろうにい〜。」
心の中でごもっとも!と思いつつも「歩くのがすきなんです。」
このおやじさんいわく、この池には20kgもある鯉が居るんだとか?
大沢池からは、登山道となり、林道の勾配が序序にきつくなっていく。
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30分程のぼり、一汗かいた頃展望の開けた所に出る。此処が甲賀展望台である。
甲賀展望台からは、町や村が広がる甲賀の里が一望することができる。遠くには御在所山・鎌ヶ岳をはじめ、南鈴鹿の山が、さらに南に布引の山並みが見ることができる。
下山路は、丸太の急な階段を下りていく。15分くらい降りると広い地道に出る。右に進むと左側に昭和池が見える。今日は村をあげての草刈日だそうで、村の人達があちこちで草刈をしておられた。
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見通しの悪い広い地道を30分程度歩くと、イノシシよけの電線が貼った畑道に出、やがて上磯尾集落に入る。喉が渇いたので缶ジュースの自動販売機が無いか散策するが、村落の中を家の横や畑のあぜ道などが遊歩道になっており、明王寺まで歩くが見つけられなかった。
明王寺は、山里の寺らしくそんなにも大きな寺ではないが、綺麗に整備が行き届いていて、トイレゃ遊歩道散策者用休憩所もある。球形書で休憩しながら、以前に訪寺人達の記帳しているノートを見ながら、いままで散策してきた遊歩道談義に花が咲く。
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明王寺の階段を折左に向かうと、ふたたび山道に入り、なだらかな坂道を登りだし、やがて尾根道になりだすと舗装道路に出る。滋賀県と三重県との県境の峠に出た。県境の石道標があった。
道路を横切り、滋賀と三重の県境の尾根道を滋賀よりに進む。一時間くらい歩くとふたたび道路に出、その道路を横切り、畑のあぜ道を道路沿いに少し行くと再び道路に出ると、今日のゴールである伊勢廻寺である。
古い小さなお寺で、寺の中の木の椅子とテーブルのある場所にて昼食をとる。
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