東海自然歩道放浪記

出発時間
野村別れバス停１０．４０→柳木峠１２．１５→横川駐車場１．４５→玉体杉２．３５→釈迦堂３．２０→根本中堂３．５０→延暦寺バスターミナル４．００

同行者、嫁さん

野村の別れのバス停でバスを降り、出発準備。と、その前にお漬物屋さん？漬物の良い匂いを嗅いで、嫁さん店にはいって、あ～でもない？こ～でもない？と、お買い物？で、いくつかの漬物買って、いざ今度こそ出発。野村の別れの変則交差点を三千院方向に行くと、しばらくして、前回確認しておいた、東海自然歩道の道標が右にあり、右折。いくつか民家をとおりすぎると、大原の里とお別れして、杉林に囲まれた登山路をのぼりだす。しばらくして沢が横に流れ出し、おおきな岩があるところで、沢からはなれジグザグに上る。　

柳木峠の手前で、京都北山一周トレイルコースと合流し、京都府と滋賀県の県境である柳木峠に着く。
ここで、昼食と思っていたが、なんか見晴らしもよくないし、落ち着けそうでもないので、とっとと下り出す。
滋賀県側に入ると、道はよく整備されていて心地よい尾根道になり、適当な広い場所で、昼食をとる。
歩いている時は汗をかいているが、休憩をとると、風が冷たく感じる。もう秋だなぁ～。Ｔシャツの上にもう一枚着る。
小さなアップダウンを繰り返しながら住走路を歩いていると、やがて京都北山トレイルコースと一旦お別れする。すると急勾配な段差の大きい丸太の階段になる。

嫁さんが、ぼやきだす！
「こんなに高い階段作らんでもええのにぃー！足がとどかへんやん！！」とか、「もう～、しんどいやん！心臓が爆発する～～！」とか。
落差の大きい階段を下りると草の生い茂った沢を渡り、また、階段で下った分だけ登りなおすと、奥比叡ドライブウェーにとびで出す。途中、延暦寺の拝観は有料だが、東海自然歩道をハイキングしていることを告げると料金を払わなくても通してくれるとの道標が建ててあった。
ちょっとした広い空き地になっていて、いままでの登山路とちがい、見晴らしもよく、開放感がするので、ここで一服。
ドライブウェイの手前に、歩行禁止の立て札があり、右手にドライブウェイをくぐるトンネルがあり、道路の下をくぐる。。

くぐると。滋賀県川の山並みの間から、琵琶湖が少し見える。きのこが道端に生っている。毒があるのかないのか解らないので手がでない。道はちいさなアップダウンの階段を登って下ると、横川駐車場に出る。
駐車場の先に綺麗なトイレがあったので、用をたす。駐車場が広くて、次に進む東海自然歩道の入り口がわからず、横川中堂の料金所のおじさんに聞く。と、今トイレに入ってた横だって、、、？
で、、ふたたびトイレ前に行くと、右手に道標が解りやすい場所に立っていた。階段を上り、ドライブウェイにに沿って尾根堂を進む滋賀県川の展望がよく見える。途中、荷物を持たないハイカーとよくすれ違う。こんな係争で、東海自然歩道の山道を歩くのか？と不思議に思ったが、あとで気がついたのだが、延暦寺は、根本中堂～横川までの参拝通路として、この自然歩道を歩いているようだ。
右手の尾根に小さなお地蔵さまがいくつもならんでいて、やがて２つ目のドライブウェイと交差するトンネルをくぐると、しばらく進むと、京都北山一周トレイルコースと合流し、やがて、京都市外や、琵琶湖の景色が一望できる玉体杉に着く。一服。
ここで、お坊さまとすれ違った。軽い感じで「こんにちわ～！」と声をかけられて、早足で通りすぎていかれた。
お坊さまも、寺の行き来にこの道を使っているみたい？
ドライブウェイと平行した道をしばらく歩くと３つ目のトンネルをくぐると、西塔地域の寺道に入る。

寺道を、釈迦堂・にない堂・浄土院と進み、西塔地域をすぎ、石段をのぼり、ドライブウェイの上を陸橋で渡り、左に進路をとって、諸堂が立ち並ぶ東塔地域の中を歩いていくと、延暦寺総本堂の根本中堂に着く。ここで休憩。
ここで初めてわかったんだけど、比叡山延暦寺とは、東塔・西塔・横川の三つのエリアからなってるみたいで、総称して延暦寺と呼ぶみたいだとか。
ケーブルに行こうとして、ふと見ると、バスターミナルの道標にさそわれ、一度、次回の出発点となるところを見に行く。
と、１時間に一本程度だが、京阪バスが京都に行っている。予定を変更して、バスにて、京都に帰る事にする。
バスターミナルの前の土産物屋の中で、おうどんを食べようとしたら、本日営業終了だって、めっちゃ食いたくなる。バスに乗ると、帰路琵琶湖の景観がすばらしかった。そんで、念願のおうどんは、三条京阪のバスターミナル中の食堂街で、ラーメンになりました。これが、めっちゃ美味かっ～～た！！