今回は、自然歩道が遠くなってきたため、泊りがけの自然歩道歩きを計画した。名張発の三重交通バスの発車時刻が10時15分発であるため、その発射時刻にあわせての自宅出発である。だが、気持ちが先走っていて、京都駅に7時15分発の近鉄特急に乗車して、名張に着いたのは8時30分。今日の天気予報では、晴れてはいるが、風邪が非常に強く黄砂がすごいとのことだった。予報どうり名張駅はどんよりとしてガスがかかり、見通しが悪い
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近鉄名張駅三重交通バス |
中太郎生バス停前の酒屋 |
坂の中の集落 |
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名張付近をウロウロして時間をつぶし、10時15分発のバスに乗車した。さすがに連休中なんであろうか、乗客が10人以上乗車していた。バスは、名張市街から川沿いの細い道に入り、ゆられゆられて50分。中太郎生バス停にやっと到着したのは、11時であった。4年前に雨の中ビールを飲んでバスを待っていた酒屋さんがなにか、懐かしい。これから進む東海自然歩道がよくわからず、ここでも少し迷ったが、酒屋さんの前の通りを少し進むと東海自然歩道の道標を見つけて、急な舗装された坂道を登りだす。坂道は谷あいに幾筋も谷あいに沿って山に向かっていて、その道々の間に家がたてられている。そのうちの庭の桜が綺麗に咲いていた。
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東海自然歩道入り口 |
石で敷きつめられた山道
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蔵王堂 |
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中太郎生から、35分程で、東海自然歩道は山道に入る。山道は勾配がきつくジグザクに登り、石で敷きつめられた山道になり蔵王堂に着く。蔵王堂は、山奥の神社の様相をしているが、この横に綺麗なトイレがある。
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蔵王堂からすぐに蔵王公園に到着したので、ここで少し休憩を取る。次男坊がお腹がすいたと、おにぎりを一個食する。山道はふたたび舗装された道路に出て、舗装道路を進む。木々で囲まれた山道ではあまり感じなかったが、景色は黄砂で視界が悪く、風がビュー!ビュー!と音をたてて吹いていて、両側の杉林の杉を大きく揺らしていた。きつい風邪がくると杉の花粉がわれわれを襲ってくる。そんな悪条件も峠にさしかかる頃には若干ではあるが、風もおさまり、少しずつ見通しもよくなってきた。峠から少し下った場所に「東海学園」と書かれたグランドと宿舎があった。此処は、合宿所なのであろうか、人の姿は見えなかった。
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スカイランドおおぼら |
スカイランドおおぼら天文台 |
レークサイド君ヶ野 |
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舗装された山道を1時間半くらい歩くと左に今日の目的地であり宿泊を予定していたスカイランドおおぼらの道路が見えた。右には民家が見えていた。
スカイランドおおぼらへの急な坂道の綺麗な道路を上りだす。途中整備された大きな駐車場や、バターグランドなどを見ながら、高度を上げて行くと、30分程でキャンプ場に到着した。すぐ側には天文台まで備えていた。
で、宿泊はっと言うと、これが、できませんでした。各建物には、硬く錠が掛けられていて、オープンは4月からですとの事、それに、宿泊する場合は、事前に予約する事と張り紙がしてありました。それで、此処で昼食を採り、さきほどの分かれ道から民家が見えていたので、すぐ集落に着くはずだろうと、下山しだす。
ですが、集落だと思い込んでいた建物は1軒だけで、えんえん、山道を1時間かけて県道に出た。此処で、バス停があったので、時刻表を見ると、此処も4月からとの表示、おまけに日曜日は運休。またまた、あきらめて、今度は県道をえんえんと1時間かけて鉄道美杉駅に向かう。美杉市街に着くと、鉄道の線路が錆びていた。あとで聞いた話では、昨年の土砂崩れで、廃電になっているんだとか?
で、近くの温泉、美杉リゾートホテルで宿泊すべく尋ねてみると、「満室です」とそっけのない回答でした。やむおえず野宿を覚悟して、ホテル下にあった、お食事処「山 里」さんに入り、宿泊できる処を尋ねて見ると、ご親切にすぐにレークサイド君ヶ野に電話をしてくださり、宿泊できるとの事、安心して「山 里」さんにて、ご主人おすすめの鹿のフライ定職を美味しくいただき、おまけに、あまご いわなの生き造りまでビールを飲みながら堪能させていただいたのち、ご主人にレークサイド君ヶ野まで送っていただきました。
レークサイド君ヶ野は、ダムの横にある高台の、付近は桜の木々に囲まれた静かな民営の宿舎で、設備が整っていて世話になった方たちも親切で、気持ちの良い宿でした。
お世話になったレークサイド君ヶ野のHPは
レークサイド君ヶ野
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