近鉄で名張に着いたのは11時30分。名張から三重交通のバスは12時発なので、駅前のうどん屋さんでかるくうどんを食べてからバスに乗り太郎路に向かう。40分ほどで太郎路に着く。 |
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太郎路でバスを降りると、目の前に鎧岳の岩壁が迫力ある姿を見せている。舗装道路を川沿いに上流に向かい二つ目の橋を渡り曽爾高原を目指し高度を上げて行く。しばらく歩くと東海自然歩道とも合流し、広い道路を進む。振り返ると兜岳、鎧岳が美しい姿を見せて送り出してくれているようだ。30分くらい登っただろうか、左に曽爾高原温泉があった。その前では草もちの屋台が並んでいた。このあたりから勾配がきつくなるため道路は蛇行しているが、東海自然歩道はその道路を横切り直登する。やがて少年自然の家の横を抜けると駐車場が上に見えてくる。東海自然歩道の道標は、その駐車場を回り込むように遠回りさせられて駐車場に出る。 |
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曽爾高原駐車場 |
駐車場からの曽爾高原 |
すすきの草原をお亀池へ |
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東海自然歩道は駐車場手前のススキの草原方向に小道がついているが、そのまま少年活動センターの建物に向かい少し中を見学させてもらったのち、その建物の高台にて草原を見ながら昼食をとる。カップルが何組か草原を散歩している。
十分休息したのち、高台の広場を下り、駐車場端の東海自然歩道の道標の案内している小道に入る。ススキが足元一杯に生えていてすごい。少し進むとさっき昼食をとっていた場所に出た。なんか損した気持ちになる。 |
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ススキが背丈ほどもあろうか視界の遮られた少し広くなった道を10分ほど進むと視界が広がり、お亀の池に着く、池には水が無く湿地帯になっている。四辻になっており、亀山峠に向かう。高度が上がるにつれて、曽爾高原の全容が手にとるように見え出す、遠くには、私達を見送ってくれた兜岳、鎧岳も遠くに見えていた。このあたりから雨がポツポツ降り出してきて亀山峠に着く時に傘を取り出す。しばらく傘を差しながら、曽爾高原の景色を楽しむ。登山路ががススキの草原を切るように幾つか走っていてその真ん中にお亀の池がある。 |
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亀山峠は奈良と三重の県境になり、いよいよ三重県に入る。登山路は一変して杉林の急な丸太の階段を一気に下る。杉の木に東海自然歩道と書いたテープが巻きつけてあり道案内をしてくれる。20分ほどで舗装道路に出た。畑の中をいくつかの農道を道路に書かれた東海自然歩道の文字にしたがい緩やかに高度を下げていく。途中の民家の庭先にはオレンジ色をしたコスモスや、彼岸花が色鮮やかに咲いていた。やがて民家が多くなってきた頃バス道路に出る。バス道路を少し右に進むと中太郎のバス停があった。
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