額井〜室生ダム

 2006年6月28日(木)くもり28度

 

参考タイム(東海自然歩道30選)
大阪・京都・滋賀・奈良・三重
天満台東二丁目バス停→2.0k(45分)山部赤人の墓→1.0k’15分戒場(戒長寺下)→2.2k(20分)葛神社→4.0k(70分)室生ダム 合計 2時間20分

到着時間
天満台東二丁目バス停11.49→額井戸(十八神社)→12.13→山部赤人の墓12.52→戒場(戒長寺下)13.18→葛神社13.58→近鉄高架下14.07→赤人橋15.26→吊橋16.06→室生ダム16.37→室生口大野駅17.14

交通機関
往 近畿日本鉄道
  奈良交通バス
  近鉄京都→大和八木→榛原駅→天満台東二丁目バス停

復 近畿日本鉄道 
  室生口大野駅→大和八木→近鉄京都駅

同行者、嫁さん 

 

 

近鉄特急賢島行き10時15分発に乗りゆったりとくつろぎながら、いつものごとく大和八木で急行に乗り換え榛原駅に11時27分に到着、奈良交通天満台東三丁目行き11時37分発にうまく乗り継げ天満台東二丁目に着いたのは11時50分。出発地点も随分遠くなってきた。

十八神社への登り

山部赤人の墓からの眺め

戒場までの風景

 

バスを降り、少し引返して右の住宅街に入り、十八神社に向かって登りだす。住宅街を抜けると正面に富士山のようなこんもりとした額井岳が見えてくる、その山に向かってグングン高度を上げていき、20分ほどで十八神社に到着した。此処の軒下をお借りして昼食をとる。
神社の奧にトイレがあり、湧水もあり十分いままでのきつい登りの疲れをとってから、おだやかなアップダウンの山裾の舗装された道路を進むと、目の前が開け、右に山部赤人の墓の休憩所があり休憩!目の前にこんもりとした山並み、見晴らしも良く眺めを楽しむ。

アジサイ

ショウブ

咲き乱れていた黄色い花

種類の違うアジサイ

サボテンの花

 

山部赤人の墓からは見晴らしの良い穏やかな舗装道路を進むと、左に戒長寺の急な登り坂がある。少し登ってみたが急坂なんで、途中の綺麗なトイレで一服して退散。ふたたび東海自然歩道を進み、振り返ってみると、山の中腹に戒長寺が見えた。登らなくて良かった。
戒長寺を過ぎると道路は下りになり、グングンと高度を下げていき葛神社が川の蛇行した中にあった。涼しさを求め小休止。
この山部赤人の墓から葛神社の間は、道端によくアジサイや、他の花が沢山咲いていて心なぐさめてくれるんで、掲載しておきました。

近鉄の下をくぐる

赤人橋と間違って渡った橋

川は水量が増していく

 

葛神社からもしばらく下り、やがて近鉄のガード下をくぐると道路は平坦になり川沿いに進み室生湖に向かっていく。室生湖に入る手前の橋が赤い橋だったのでこれが赤人橋だと思い込み、通行止めの立て札が立てられていたにもかかわらず、渡ってしまい、その結果路を誤って進むことになってしまう。橋を渡ると自然歩道のような道が続き左に室生湖がしだいに広がりだす、一つ目の橋をすぎなぜか川上に向かいだし、やっと道を間違えた事に気づくが、まぁそのうち合流するだろうとそのまま進むがそれがえらい遠周りとなる。二つ目の橋で下流に向かう。道端に笠をかぶって笑っている可愛いお地蔵さんがあった、「ぬれ地蔵」のようである。

赤人橋

吊橋から見た室生湖

室生ダム

 

間違って1時間あまり歩いた頃、大きな立派な橋が見えてきた。その手前に小さな食堂があり中に入って、「あのぅ、此処はどこですか?」って、聞くと、この橋が赤人橋であった。橋の近くまで行くとあのなつかしい東海自然歩道の道標があった。
室生湖を左に見ながら道標にしたがって安心してダムへと向う、30分ほど歩くと人だけが渡れる吊橋があった。吊橋を少し渡り湖を見てむると、風があり涼しい、待望の室生ダムが右に見えていた。もう少しだと進むと道は大きく迂回して室生ダムに到着した。ダムを渡り休憩所にて小休止。しばしダムを見学したのち近鉄室生口大野駅をめざし広い道路をひたすら下っていく。駅に向かう途中、川沿いに歩いていると対岸の山壁に大な仏像が彫られていて感動する。
帰りの電車も特急で帰ろうと室生口大野駅で聞くと、もうありませんとのことで、しかたなく急行を乗り継いで京都へ。


 

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