柳生の里〜白毫寺

 2006年4月17日(火)晴れ16度


地図は東海自然歩道ぶらり一人歩きからの引用

参考タイム(東海自然歩道30選)
大阪・京都・滋賀・奈良・三重

大柳生口バス停→2.9k(45分)円成寺→ 4.8k(70分)峠の茶屋→0.5k(10分)滝坂道入り口→0.8k(15分)首切地蔵→1.3k(35分)滝坂道出口→1.4k(20分)白毫寺  合計 3時間15分

到着時間
大柳生口バス停1.08→円成寺1.43→峠の茶屋3.14→滝坂道入り口3.35→首切地蔵3.58→白毫寺4.51→高畑町バス停5.19

交通機関
往 近畿日本鉄道
  奈良交通バス
近鉄京都駅→近鉄奈良駅→大柳生口バス停

復 奈良交通バス
  近畿日本鉄道
高畑町バス停→近鉄奈良駅→近鉄京都駅

同行者、嫁さん 

 

近鉄奈良駅から柳生に運行しているバスが昼からしか無いんで、その時刻にあわせて京都を出発。奈良駅付近の食堂に入り軽く軽食をとる。
奈良駅を12時28分発のバスに乗り、大柳生口に着いたのは、1時6分である。これまでの東海自然歩道スタート地点出発時刻の遅い記録を更新した。

種発地点の大柳生口

最初の峠道

峠お抜けた田園風景

 

国道から東海自然歩道に入り、田畑のあぜ道を進むと雑木林に入り登りだす。この道も倒木が多く歩きずらい 。やがてふたたび田畑の舗装道路に出る。中年のご夫妻が孫と遊びながら作業しておられ、挨拶をかわす。しばらく登ると国道に出、左に進むと円成寺に着く。

円成寺庭園

円成寺の塔

円成寺本殿

 

忍辱山円成寺は運慶作の大日如来像で有名だとか。国道を渡り円成寺庭園に入る。桜が池の水にも写っていてすばらしい。
中に入ると、すぐ右に多宝塔がある。鮮やかな朱に塗られていて、1階の扉が開かれていた。そこにはガラスがはめられていて、中を覗いてみたら大日如来が座している。

林道の中で見えた茶畑

集落入り口

峠の茶屋

 

円成寺の左を通り抜け、国道を横断し、林の中の急な坂を登っていく、1人のマウンテンバイクの人とすれ違う、こんな山道をよく乗りこなせるものだ!私には絶対出来ないことである。
道は平坦になり軽快に進むと左に展望が開けた茶畑で、二組のご夫妻ハイカーに出会う。この方たちとは首なし地蔵までの間抜き抜かれつで歩く。
ふたたび雑木林の中を歩き、県道に出、賢多木ののどかな集落を通る。家の軒先でお茶や椎茸、などが無人販売を数件していたので、かき餅を買って食する。山里で食べるせいか美味く感じる。
集落のはずれに綺麗な山里には似合わないような綺麗なトイレがあった。嫁さんが喜んで入っていった!一服。此処から少し行ったところに峠の茶屋があった。入ってみるとおじいさんが寝ておられ声をかけずに出てきてしまい、楽しみにしていた草もちは食べられなかった。

滝坂道に入ったところ

首切り地蔵手前の池

首切地蔵前の休憩所

 

茶屋から道はくだりになり、10分くらいで奈良奧山ドライブウェイに出、左に進むと右に滝坂の道がある。
この滝坂の道は、今日一番景観のよい所であった。雑木林の道を下ると桜が満開な池があり、ここで遅ればせながら軽食をとる。
5分ほどで、首切地蔵に着く。想像していた地蔵さんよりはるかに大きく等身大はあるだろうか?ガイドブックには荒木又右エ門が試し切りで切ったとか書いていたがとてもではないが無理だと思った。

柳生街道出口付近

東山緑地

白毫寺

 

此処からは、能登川の渓谷に沿った景観のよい石畳の道を降る。途中、岩に彫られた、朝日を一番に受ける朝日観音、夕日を受ける夕日観音、道から回り込んだところの寝仏などを見ながら野牛街道の出口に下りて住宅街に出る。
住宅街を通り東山緑地の公園内を通り抜け再び住宅街を進むと今日の目的地「白毫寺」の階段が左に見え、最後の力をふり絞り、階段を上りきる。
寺内を駆け足で見学し、バス停に向かう。途中、犬を散歩しておられた女性にバス停を尋ねると、白毫寺バス停ではバスの本数が一時間に一本しかなく、あと少し歩いた高畑町バス停を勧められそちらに向かう。
高畑町バス停から近鉄奈良駅へ。近鉄特急で快適に京都へ向かう。


 

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