月ヶ瀬口〜笠置山

 2006年3月27日(月)晴れ17度


地図は東海自然歩道ぶらり一人歩きからの引用

参考タイム(東海自然歩道30選)
大阪・京都・奈良・三重

JR月ヶ瀬口駅→2,0k(30分)三叉路・高山ダム入り口→1,5k(20分)少年自然の家→1.0k(20分)高山ダム→4.0k(60分)大河原大橋→0.7k(10分)恋志谷神社→3.0k(50分)潜没橋→3.0k(40分)笠置大橋→0.5k(5分)JR笠置駅  合計4時間 

到着時間
月ヶ瀬口駅11.32→高山ダム12.31→恋志谷神社2.03→潜没橋2.49→JR笠置駅4.05

交通機関
往 JR西日本鉄道
京都駅→木津駅→加茂駅→月ヶ瀬口駅

復 JR西日本鉄道
笠置駅→加茂駅→木津駅→京都駅

同行者、嫁さん 

 

なかなか東海自然歩道を歩くことができなく、今年もはや3月の末になってからの放浪再開である。
朝、京都駅に着くと、春休みのため人が多く、JR奈良線も混雑していた。快速奈良行きの列車は南に行くにしたがい乗客もすいて木津駅では乗客もまばらであった。
乗り継ぎが良く3分後に加茂行きに乗り込む。加茂駅でも伊賀上野行きは1分後とスムーズに乗り継げ月ヶ瀬口駅に着く。

月ヶ瀬口駅

月ヶ瀬口駅を降りた所の笹瀬端

高山ダム

 

月ヶ瀬口駅を出ると、すぐ左手の民家を指差して嫁さんが、「あっ!イノシシがいる!」捕らえられたのか、せわしく動き回っていた。このイノシシさんのその後の運命は?、、、
坂道を下って突き当たりに東海自然歩道の案内板があり、眺めていると地元のおばさんが「どこに、行くの?」と声をかけ親切に道を教えてくれた。
右方向に降り、広い車道となり笹瀬橋を渡り左折。茶畑を見ながら緩やかな登りの坂道を右に右に回りこみながら進むと登り切った所に南山城少年自然の家や総合グランドがあり、少し降りはじめると目の前に迫力ある高山ダムが見えてくる。
そのダムを正面に見える広場で昼食をとる。
高山ダムの上をわたり、木津側沿いの広い道路を下流に向かって歩く。

広河原手前の木津側

梅畑の満開な梅

民家に手入れされていた赤梅

 

広い道路を左は谷、右は木津川。次々と景観の変化を楽しみながら進むとやがて大河原大橋に着く。橋を渡らずに左に進む。道は若干細くなり梅畑があちらこちらに花を咲かしていて心地よい。
少し進むと広河原の集落に着き、恋志谷神社がある。道標にJR大河原駅と笠置への分岐点をしめしていた。ここでトイレ休憩をとる。

 

JR鉄橋

潜没橋

布目川の甌穴

 

集落を過ぎ木津川沿いを進んでいくと道路は左の山方向に入っていくが、東海自然歩道は川沿いの小道に入る。薄暗い森林の中を進むとJRの鉄橋が現れ、くぐりぬけると潜没橋からの舗装道路にでる。
潜没橋は、川の増水時に水没するために橋に手すりがない。よくTVなどで紹介されていたんだが、一度見たかった橋である。
橋を渡らずにその舗装道路を山に入っていき、踏み切りを超え、静かな山里に入る。壊れた水車があった。のどかな雰囲気の山里を超えると、布目川に沿って進む。
この川は甌穴(おうけつ)群がある。甌穴は、岩の川底のくぼみに渦巻流が生じ、中に落ち込んだ小石が回転しながら何百年もかかって岩の河底を深く削ってできたくぼみのことだと案内板に書いてありました。

線路沿いの木津川

線路を歩いているような自然歩道

笠置端手前の木津川

 

布目川沿いに進み、木津川に合流し、JRの踏み切りを渡り線路沿いに木津側を左に見下ろしながら進む。線路を歩いているような錯覚するほど近い傍を通る。
このあたりが今日一番景観の良い道である。桜が土手一面に並んでいたが、まだつぼみで、あと一週間もすれば満開になる様子で今回は残念であった。
やがて、笠置大橋が見え始めると、道は川原の広い道となり、笠置に着く。
今回のコースは、ほとんどが木津川沿いを歩く為、のぼりくだりがほとんどなく、快適に歩けた。

笠置温泉玄関

笠置温泉内浴場

 

笠置駅に行くと、列車の発車まで一時間あまりあるとのこと、笠置駅から5分ほどのところに、笠置温泉があるとのことで、いつものごとく入浴してかえりました。

 


 

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