石山寺〜宇治平等院

 2005年11月8日晴れのち曇り20度


地図は東海自然歩道ぶらり一人歩きからの引用

参考タイム (東海自然歩道30選大阪・京都・滋賀・奈良・三重)

 京阪石山寺駅→4.7k(70分)奥宮神社鳥居→1.5k(30分)岩間寺→2,2k(30分)清滝宮→3.4k(50分)辻出橋→4.5k(80分)炭山→4.0k(60分)志津川→1.3k(20分)仏徳山→0,8k(15分)宇治  計6時間55分

主な交通機関
京都市交通局
京阪電気鉄道
往 京都→御陵→浜大津→石山寺駅→岩間寺
京都市交通局
京阪電気鉄道
復 宇治→六地蔵→京都

 

到着時間
京阪石山寺駅10.39→岩間寺10、54→別所出11.31→東笠取の分岐点「霊杉」12.02→宇治野外活動センターアクトパル宇治12.30→京都国際射撃場の入り口13.15→上炭山の三叉路14.14→採石場14.56→仏徳山入り口15.20→仏徳山山頂16.03→京阪宇治駅16.58

同行者 嫁さん

京阪石山寺駅

岩間寺の山道を下りた別所出

東笠取の分岐点「霊杉」


今回歩く距離の長さを考えて、おじさんおばさんコンビには無理と判断して京阪石山寺駅から岩間寺の間を歩くのをパスしてタクシーで岩間寺に向かう。
その乗っけていただいた運転手さんの話によると、毎月17日は岩間寺の祭りだとかで、石山駅よりその日だけ直通バスが走るそうだとか。
それと、もう一つ、「古池や かわずとびこむ 水の音」ってよく知られている俳句は、此処で作られたそうなんだとか。
岩間寺で、入寺料を支払い境内に入り左に回りこむ道をとり、道標にそって左に行き、枯葉の積もったやや急な山道を下る。
途中、小学校の団体さんを追い越し、下りきった所の別所出を右に行く。ここから延々と車が通行は少ないが車道を歩くこにとなる。緩やかなのぼりで平山集落を通り抜け道標に従って進み、ひと汗かくころ左手にひっそりとたたずむ清滝宮の社が見えてくる。少し登った峠に東笠取の分岐点「霊杉」に着く。一服。
日本海方面に寒波がきているとかで、風が強くそそくさと下りだす。峠の霊杉右に行きクネクネとした道の途中、森林の隙間から西笠取の集落が見えて気持ちよい。
男女3人連れのハイカーとすれ違う、手に柿の入ったビニール袋を下げていた。どっかで買ったんだろうか?私たちも欲しくなり買おうとおもったが、これから先、どこにも売っていなかった。あの柿は、どこで?

西笠取手前の季節外れに咲く桜

宇治野外活動センターアクトパル宇治

京都国際射撃場の入り口


稲出手前で季節外れの桜が数本咲いていた。今年の秋は暖かいからだろうかね?
センターラインのある広い道路にでる。稲出到着。右に行くと上醍醐、左に道をとり、西笠取からは、右手に山間の笠取小学校を見ながら、西笠取川に沿って少し広い車道をしばらく進むと、宇治野外活動センター「アクトパル宇治」の綺麗な建物が右手に見え、ここで昼食をとることにする。
アクトパル宇治は、広いロビーや宿泊施設もあり、そのレストラン前の屋外のテーブルベンチでくつろぎながら今回からポットに入れた暑いお茶をのみながら、おにぎりをほうばる。
西笠取川にそってセンターラインのある広い道をもう少し進むと、三叉路に出る。案内板があり、地図で右をしめしていたが。道標が車がなぎ倒したのか、溝の中に横たわっていた。地図にしたがい、辻山橋を渡り、またまた、車道の上り道となる。この登りは長〜〜い登りであった!左手谷間からヤスラギが感じられるせせらぎの音。右手山上からは「パン、パ〜〜ン!」と銃声音が聞こえてくる。京都国際射撃場の射撃音である。あたかも雷鳴のように不気味に山々にこだましている。。射撃場だと判っているから安心していられるけど、イラクってこんな音ばっかしているんだろうなぁ〜〜?と、ふと頭の中をかすめた。
この長〜い登坂の峠あたりで、自衛隊のジープ2台に追い抜かれ、急に停車した。とっさに「私、なんか悪い事したんかな?ヤバイ!!逃げよ!」と考えるのは、私だけ?
で、そこが峠だった。この長〜〜い登りを終え下りだす。途中、山イチゴが道端に生っていて、つまんで食すると美味しかった。

上炭山の三叉路

二つ目の三叉路

採石場


森林の中の下り車道を下りきる前に鉄工所・テニスコートが左に見え、上炭山に着く。しずかな集落をのんびりと下って行くと三叉路に出、右は桃山左は宇治。ここを左に行と炭山陶芸村が見えてくる。橋を渡り右折し、再び右に曲がると志津川に沿ったなだらかなくだりの広い道となり、だらだらした道を1時間ほどくだっていくと、左に露出した山肌が見え出し砕石場がある。このあたりから道端には空き缶、ペットボトル。スーパー、コンビニなどのビニール袋に入ったゴミなどがいたるところに捨ててある。たぶん車からの放置ゴミであろう?車道はトラックやダンプが通過すると砂埃が舞い上がる。もう、これは自然歩道ではなく、工業地帯の道路である。砕石場を通過し、宇治発電所導水路が下に見えてくると、志津川集落も近い、いくつか鉄塔のある十字路を引き返すように左折すると、集落に入り、すぐに注意しなければ見落とすような東海自然歩道の標識が、右手の坂の登り路にあった。

仏徳山入り口付近

仏徳山山頂のトイレ


ここから今来た道を下に見ながら登山路を登る。今日、歩いたコース最後になって、やっとこさ自然歩道と言う名にふさわしい道を歩けた。今まで歩いてきた道が道だけに、心が洗われる。登りもさほどでもなくいままでの疲れをいやしてくれる。いくつかの枝道があるが道標がちゃんと立てられていて迷わずに仏徳山山頂にたどりつき、そこから少し下がった場所に見晴台があり、宇治川や宇治市内が夕焼けに映して一望できた。
ここから京阪宇治駅はもうすぐだ。ジグザグの整備された公園内の山道を下りだす。途中、ウォーキングや犬の散歩をしている方達数名とすれ地ちがい、麓に着く。平等院へ行きたかったが、時刻が遅くなってしまったので断念し、次回にすることとし、参道のわきのお店に入り、嫁さん、フルーツポンチ?私ニシンそば?で、ここの抹茶ダンゴがどこかのウォーキングレポートに書いていたので、私たちもお土産として購入。しかし、こんなもんでしょ?って味でした。
店を出て、京阪宇治駅から京都へ

 

TOP