数学問題集原稿完了、送稿
1998年12月31日
 秋から取り組んできた原稿書きにやっと先日、ケリがついた。ここ三ヶ月、頭の隅に常に引っかかり続けていた大仕事だった。もちろん毎日毎日それに取り組んでいたというわけではない。他にやるべきことをたくさん抱えながらの兼業暮らしであって、本当に原稿に埋もれて生活したのは、学校が冬休みになってからの十日間ほどである。その十日間は、机の周辺に参考資料や書き散らした紙片が散乱し、文字通りそれらに埋もれての生活であった。

 ともかく今は、やりおおせた満足感にひたっている。

 仕上げたのは、参考書を兼ねた、大学受験用の数学の問題集である。250ページほどになる。出版社に原稿を送ってさっぱりした今は、装丁等細部における出版社の手腕に期待するのみだ。

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 ホームページはこの間、開店休業であった。一仕事終えてほっとすると同時に、年のあらたまる今、ホームページの方も再出発させようと思っている。「坊ちゃん日記」を主体に綴ってきたのを改め、本来の「エッセー主体」に切り替えようと思う。ただし、身辺の季節季節の写真は続けて載せていきたい。

 私の住む町の周辺には実に多くの自然が残されており、散歩しながらそれらに触れる喜びは何ものにも代え難い。私をとりこにするこの味わい深い自然を、ホームページを通して多くの方々にも味わっていただきたいと願っている。

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 昨夜、松山は突然の激しい落雷に震え上がった。家で机に向かっていると、突然、戦争勃発かと思うような猛烈な炸裂音が襲い、窓ガラスがびりびりと振動した。しかもそれが立てつづけに何度も襲ってくる。テレビをつけると、市内のあちこちで落雷による停電が生じているとのこと。昔なら、神の怒りかと身を縮めるところである。

 ちょうど、私はたまたま聖書を読んでいた。旧約聖書の「民数記」である。エジプト脱出後、さまざまな苦難の末にいよいよ予定された地であるカナンを眼前にしたイスラエルの民が、神の力に対して不安を抱き、不平を言い、反抗したとき、モーセを通じて彼らに神の罰が下るという場面。私にとってはまさに劇的な効果音となった。震え上がってしまった。さまざまな悪の芽をもつ自分に、神の罰が下されたのかと、その突然の轟音の瞬間私は心底ふるえた。

 今は落雷から一夜明けた、翌日の昼。雲一つなく晴れ渡った穏やかな空から、暖かい日差しがさんさんと降り注いでいる。旧約聖書によると、「主は、忍耐強く、慈しみに満ち、罪と背きを赦す方。しかし、罰すべき者を罰せずにはおかれず、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問われる方である」とある。神の示すその両面の働きを一昼夜にして見る思いのする天候の変化であった。

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