神風・愛の劇場スレッド 第157話『還る』のフォロー記事(1/5付) 書いた人:携帯@さん
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From: Keita Ishizaki <keitai@fa2.so-net.ne.jp>
Newsgroups: japan.anime.pretty,fj.rec.animation
Subject: Re: Kamikaze Kaito Jeanne #40 (12/18)
Date: Sat, 05 Jan 2002 14:03:14 +0900
Organization: So-net
Lines: 269
Message-ID: <a161f2$310$1@news01bb.so-net.ne.jp>
References: <9uq2ha$7f8@infonex.infonex.co.jp>
<9vbq16$65m@infonex.infonex.co.jp>
<9vu8q2$69f@infonex.infonex.co.jp>
<a0gobd$6ij@infonex.infonex.co.jp>
<a0h7dk$7an@infonex.infonex.co.jp>

石崎です。

hidero@po.iijnet.or.jpさんの<9thsmt$1f4@infonex.infonex.co.jp>から
>佐々木@横浜市在住です。

こんにちわ。某所ではどうもでした。
第157話、お疲れ様でした。

># 本スレッドは「神風怪盗ジャンヌ」のアニメ版第40話から
># 着想を得て書き連ねられているヨタ話です。
># 所謂サイドストーリー的な物に拒絶反応が無い方のみ以下をどうぞ。

ということで。
この記事は、第157話他に対するフォロー記事で、本編はありません。


>>> ★神風・愛の劇場 第156話『誤算』(その1)
>
># でもこの分量は正直予想外。^^;;;

 予定の3倍以上になってます。
 開会前の内容と、ミスト行動開始後はもっと内容を絞り込めば半分以下に出来
たなと少し反省もしていたり。

>県立桃栗体育館の内部に関する描写(というか突っ込み)って
>某埋立地のイベントホールに対する当てこすりですか?(笑)

 もちろんその積もりです(笑)。
 東←→西の移動のしにくさといったら…(笑)
 体育館自体に関しては、別にモデルがあります。

># しかし翌朝になってもまだアキコとツグミ2は話し込んでたのか。^^;;;;

 結局、これが永遠の別れとなってしまったようですが。

>特に稚空がまろんちゃんにも弥白様にも優しくあろうとする辺りが、
>初めてまろんちゃんが弥白様の存在を認識した頃に戻っている印象。

 書いていて同じ点が気になったのですが、稚空が弥白様を見捨てるという展開
にするのが嫌だったので、そのままにしました。

># で、それ故に稚空がワルモノに見える訳ですが。^^;
># 終盤の行動は見なかった事にしておこう。(酷)

 終盤の行動は鬼畜稚空のフォローってことで(笑)。

># 実は全面的に花束の所為だったりして。
>佳奈子ちゃんの持ってきた花は向こう側の奴なんでしょうね。

 ツグミさんと全君が魔界に行った時に咲いていたあの花という設定です。

>大会本番部分で意外だったのがまろんちゃんの底力。正直、ここ最近の
>出来事の後でここまで結果を出してくるとは思いませんでした。

 稚空には裏切られ、ツグミさんには振られ、都には彼氏が出来て(違)という
精神面ではどん底だった訳ですが、都ちゃんとの事がきっかけでやせ我慢全開
モードってことで。

># しかし、まろんちゃんと都ちゃんの賭け約束って何だろう。

 本編中で登場する予定ですのでお楽しみに。

>読んでいてショックだったのは桐嶋センパイが最後の演技をしくじった所。

 桐嶋先輩のファンの佐々木さんには悪いのですが、大会に先輩を出すことを決
めた時点で(佐々木さんパートで桐嶋先輩が繰り上がりで出場する話が出た時に
は、そのことを決めた直後だったので少し驚きました)、先輩の失敗は決めてい
ました(鬼)。
 ちなみに先輩に関してはフォローもする予定(笑)。

>三枝おやぢはまろんちゃん以外には萌えないのかと思うとそうでも無く。^^;

 佐々木さんのパートにおいて、ノインが「こぼれ落ちた駒」と三枝おやぢのこ
とを表現していますが、全くそのとおりで地区大会編で上手く使えなかったキャ
ラです。
 本当は、苛められているまろんちゃんのことを撮影させて、まろんちゃんを傷
つける…という役割を担う筈だったのですが。

># 意外に健全(そうか?>じぶん)なのは、やっぱり皆さんが
># 土壇場で正気を保ったからですね。(笑)

 最初は佐々木さんの定義に忠実な触手(淫魔が変化した姿であるリボンが本来
の姿に戻ったもの)が、まろんちゃんや都ちゃんを責め立てる筈だったのです。
しかし、書いている内に余りにも生々しくなりすぎたので、総没にしてハードデ
ィスクから抹殺しました(爆)。

#途中で一週間休んでいたのはその所為(爆)。

>ところで。ノインに捕まえられて去っていくミストを想像すると、
>何だか子供が保護者に連れていかれる様な絵しか思い浮かばないんですが。

 実は全く同じ絵を想像しながら書いていました。
 ただ、この時のミストはジャンヌの姿を身に纏っていた筈なので、ジャンヌを
連れ去るノインという光景が一同からは見えていたのではと思われますが。

>降り払う事くらい出来そうな気もしますが、ミストも予想外に消耗したのか。

 建物全体を支える結界を張り続け、更には戦闘までこなしていたのですから。

>そして最終回と言っても通じるノリだったラストシーン。
>末尾に都ちゃんのモノローグで「あの日以来、私達はジャンヌに会っていな
い」
>と付け足せば大団円です。(ぉぃぉぃ)

 実はこのまま最終回に出来るなと思いつつ書いていたのは内緒です(笑)。

>### C61までに完結って目標は無理くさい。^^;;;

 次のSCC辺りが番外編も含めてのゴール目標であろうかなと考えています。

#本当は年度内位が目標ですが、クライマックスですと多分書くのに時間がかか
#りそうな気が今からします(遅筆なもので)。


>★神風・愛の劇場 第157話 『還る』(その1)

・Aパート「さよならアキコ」編に関して

 最初、ミストが身に纏っている姿が破れ始めているというノインの呟きを読ん
で、ミストが弱っているのかと思っていたのですが(実際、私パートではその積
もりでミストに関して描写していましたので)、ノインはミストの本来の力の封
印が解けてしまうことを心配していたということなのですね。
 ミストが本来の力を発揮したら、人間界が消滅してしまいますから。

#佐々木さんが言われていたところのの失敗したら人類全滅ってそういうことな
#のでしょうか(謎)

 ノインの悪魔の囁きの内容は、まろんの魂とアキコの魂の交換のようで。今ま
での実験の成果の集大成といったところでしょうか(本当に契約を実行する積も
りであったのかは判らないのですが)。
 今まで悪魔側はまろんちゃんを傷つけて、神のバリヤーを消耗させ破るという
作戦を続けて来た訳ですが、ノインの策は殺意無くまろんちゃんに接近する分に
は神のバリヤーは発動しないだろうというもので、これには唸りました。

#全く考えていなかったらしい(笑)。

 最後にまろんちゃんの身体を借りて想いを伝え、昇天したアキコ。爽やかに去
って行くことが出来て良かったです。アニメ版ジャンヌの心残りが漸く解消出来
た気がします。

#アキコについては、ツグミさんとの間の心残り(イカロスをずっと奪った形に
#なっていたこと)についても、何かあるのかなと思っていたのですが、ひょっ
#とするとラストにアキコ(推定)がミストの力を借りて放った羽根にその想い
#が込められているのでしょうか。

 アキコが成仏した後で、ミストが何故不愉快に思ったのかは断定出来ないので
すが、アキコがミストに対して愛情を示したからかな?
 第157話ラストでミストが旅立った後で、ミストの前に現れた少女は、アキ
コなのですよね(「まだ不愉快にお思いですか?」と言っていたことから)。

#最初、ミストが契約で姿を借りたあの少女なのかと思っていて、年が明けて全
#文を読み直して気が付いた次第。

 すると、ミストのことが好きになったアキコは、天界や魔界に転生するのでは
無く、ミストと共に旅することを選んだということなのかも。
 それはそれで一つの愛の形(笑)。

#インターミッションでミストが人間が魔界に転生している可能性について示唆
#していましたが、魔界に転生した人間は、人間の形をしているのか、それとも
#如何にも魔物という形なのでしょうか?

・インターミッションに関して

 フィンの場合は太股についている魔王様の紋章はミストは胸についていました
か。
 魔王様ったら、忠誠の証をつける場所がいちいちえっちです(違)。
 ミストの少女姿は、ノインとジャンヌ・ダルクの時代に二人が出会っていた少
女ですか。
 ミストとどう出会い、どうして契約を結ぶに至ったのかが謎ですが、それは謎
のままなのか、それとも本編なり番外編なりで出て来るのでしょうか。

#番外編希望

 イカロスに何か仕掛けがなされていないか頼まれたのに、犬可愛さのあまりそ
のことを忘れてしまっているセルシアや、イカロスを撫でている内に本能の赴く
まま、セルシアを撫でていたまろんちゃんがナイスです。
 実はセルシアがまろんちゃんの家にお泊まりというのは予定していなかったの
ですが、在る意味稚空の家に泊まるよりも危険かもしれないという気が(笑)。

・Bパートの「ミストの旅立ち編」に関して。

 パジャマ前後逆(翼があるからですよね)の寝ぼけ姿でボケをかますセルシア
に激萌えです。背中が開いたネグリジェを使わないのは、それがフィンちゃん専
用だからですか(笑)? ベッドを貸してあげないのもそれでか(笑)。

 結界の「窓」から、まろんちゃんをフィンの所に送り届ける時の天使達の会話
からトキとセルシアの性格がそれぞれ伺えて、なかなかグーです。

#セルシアを地上界にもっと早く降ろしておくべきだったかも(笑)。

 ミストがフィンに遠視可能な羽根を渡したのはやはり直接対決に備えてでした
か。
 フィンの攻撃を受けて下着がぼろぼろになってしまい文句を言うミスト。
 ひょっとして、真の姿では下着だけしか着ていなかったとか(笑)。
 段々と薄着になっていったのであろうその姿はまるで野球拳。

 ついに解けてしまったミストの封印。
 成る程、正統悪魔族は魔王様が自分自身を基にして作った生き物ですから、封
印が解けた時の姿形もその能力も魔王様、そして神様に準じているのは当然のこ
と。

 ノインはまろんちゃんがミストの所に行くことを阻止しようとしたり、魔王様
の所に使いを出したりと、ミストの思惑の阻止に走っていたところをみると、人
間界を捨てる事など出来ないのでしょうね。

 ノインの作戦をそのまま遂行していれば、目的を果たすことが出来た可能性が
高いにも関わらず、ミストがそれを阻止したのはアキコへの愛情故かもしれませ
んが、それよりもフィンをこのタイミングで唐突に攻撃したのと同じく、力づく
でも自らの封印を解こうとしていたのでしょうか。
 ノインがいう契約の内容からすると、今ここで人間界を塵にする必要は無さそ
うであるにも関わらず、それを行おうとしていたのは、ひょっとしたらミストは
神様と魔王様の長年に渡る喧嘩が終わるのを待ちくたびれて、自分自身の手で幕
を下ろそうとしたのかも。
 しかし、魔王様自身がゲームを終わらせる気が無い事を知らされて、自分だけ
先に旅立ってしまったのかな。

 「還る」というタイトルは、ミストが本来あるべき場所に還って行ったという
ことでしょうか。
 ミスト(引いては魔王様と神様)は、本来は一所に留まっているのでは無く、
世界と世界の間の空間を流離っているのがあるべき姿で、今の天界と魔界の姿が
そもそも異常。
 ミストが言っていた「先に行っております」と言うのは、そういう意味なのだ
ろうか …などと、色々と妄想が膨らむ話でした。

#数光年に範囲に渡っての事象を知覚出来る「存在」というと、元ネタが幾つか
#ありそうです。ちなみに何故か私が速攻で思いだしたのは、七瀬シリーズの「エ
#ディプスの恋人」だったりして(かなり異なりますが)。まるでラストのミス
#トが神様に等しい存在に見えてしまったもので。

 ミストが去った後で、「痛み分けってことにしておいてよ」と呟くフィン。
 自分と互角だと思っていた相手が、実は自分を遙かに超越していて、しかも自
分の行動がミストの封印を解除するためだったことを知り、しかも勝ち逃げされ
た。
 自分が本当はミストに歯牙にもかけられていなかったのでは無いかと思ったフ
ィンちゃんの思いが伝わって来ました。

 封印が解けた後、一瞬ミストが自分を失ったように見えた時に呟いていた言葉
は、何を意味するのでしょうか。悪魔族を創造した時の、天界と人間界に対する
魔王様のお言葉というところでしょうか。こちらも色々と想像のし甲斐がありそ
うです。

 ミストがノインに「二人とも持っていけば」と言ったのは、一人は桐嶋先輩で
しょうけど、もう一人はひょっとするとまろんちゃん自身なのかな。
 だとすると、ミストにとってはジャンヌを倒すことすら、本当はどうでも良い
ことであったのかも。

#………そう言えば、弥白様はミストに思い出して貰えなかったのでしょうか
#(笑)。
#せっかく助けて貰ったのに(いや、本人は助けられたとも思っていなさそうで
#すが)。

 第156話の地区大会編はミスト退場編への前振りのつもりで書いていたので
すが、間髪入れずにミスト退場編を持ってくるタイミング、以前から構想を練っ
ていただけのことはあり、練り込まれたミストに関する設定。そして何より、実
は魔王に準ずる力を持っていたミストが、その尊厳を保ったままで、それでいて
まろん達の見せ場も作った上で退場させるストーリーには脱帽。
 佐々木さんのミストに対する愛情振りが良く判る話でした。


 さて、今週は本編は正月休みということで、第158話は来週末に投稿する予
定です。

#他のスレッドの記事を書いたり、寝正月でした(笑)。

 それでは、本年も宜しくお願いします。
 では、また。

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Keita Ishizaki mailto:keitai@fa2.so-net.ne.jp
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