★神風・愛の劇場番外編 『少女達の憂鬱』

作者:藤森英二郎さん



●桃栗学園 放課後の教室 「まろんの憂鬱」

授業が終わった後、自分のロッカーの中を物色していたまろん。
しかし、目的の物が見つからなかったらしく、
肩を落として都の机まで来て尋ねます。

「ねえ都、『あれ』、持ってる?」
「『あれ』?何よ?」
「始まっちゃったんだけど、買い置きを切らしちゃって・・・」
「ああ、『あれ』ね。持ってるわ、少し待ってて。」

都は自分のロッカーの中から小さな箱を引っ張り出して机に戻り、
箱ごとまろんに手渡すのでした。

「はい、まろん。」
「何?これ?」
「何って、栓よ、栓。」
「せ、『栓』・・・。(汗)
 私、これはちょっと使ったことがないんだけど・・・」
「なあに?まろん、まだオムツなの?」
「お、オムツって・・・。せめて、座布団とか言わない?」
「あんなもん、オムツよオムツ。仮にも新体操の選手たる者、
 いつまでもオムツじゃまずいんじゃない?」
「そ、そうかしら?」

教室の中にはもちろん男子もいるので、二人とも小声でヒソヒソ話。
しかし、会話に熱が入って、都の声は時々大きくなってしまうのでした。

「そういえば、まろん、新体操の練習を時々休んでいたわね。
 てっきりサボリだと思ってたけど、お月様だったのね?」
「う、うん。(ジャンヌのお仕事をしてた時もあるけど。)」
「いい?まろん、大会の選手に選ばれた人が、
 大会当日になって『その日』だからって休めると思う?」
「・・・そ、それもそうかな・・・」
「オリンピック選手を見習いなさい!彼女たちは、
 競技する日が『その日』で、しかも『二日目』だったとしても、
 痛み止めすら飲めずにがんばって競技するんだから!」
「い、痛み止めもダメなの?」
「もちろんよ。ドーピング検査にひっかかるからね。」
「大変なんだ・・・」
「何他人事のような顔してるのよ!まろんは桃栗学園新体操部の
 明日をになうホープなんだから、『栓』くらいで引いてちゃダメよ!」
「ちょ、ちょっと都、声が大きい!」

思わず声が大きくなってしまった都。
数人の男子が自分達の方を見ているのに気付いた都とまろんは、
顔を赤くして声をひそめて続けます。

「とにかく、この機会にまろんもこれを使うようにしなさいよ。」
「え〜っ?」
「つべこべ言わない!スポーツ選手にとって、これは『当たり前』なの!」

そう言って、都はあらためてまろんの手に小さな箱を押し付けます。
その箱をしげしげと見つめながら、まろんは都に質問するのでした。

「・・・ねえ、都ってこれをいつから使い始めたの?」
「私?私は・・・そうねえ、小学生の頃。最初はオムツだったんだけど、
 動き回るのにうざったいからすぐこれにしたわ。」
「しょ、小学生・・・まあ、行動的な都らしいかもしれないけど・・・
 あ、そうすると、都って小学生の頃に処女を『栓』に捧げちゃったわけぇ?」

がっしゃ〜ん!
まろんの無邪気な言葉に思わず派手にずっこける都。
なんとか立ち上がり、怒りの形相でまろんに詰め寄ります。

「ま〜ろ〜ん〜!あなた、保健体育の時間何してたのよ!」
「え、だって、これって中で膨らむんでしょ?」
「どこからそんな中途半端な知識を仕入れたのかしら・・・?
 いいわ、これをどうやって使うか、『実践付き』で、
 『懇切丁寧』に教えてあげる。(にっこり)」
「あ〜れ〜っ!」

引きつった笑みを浮かべた都はまろんの手をつかみ、
トイレへと引きずって行こうとします。
しかし、まだ『栓』を使う決心がつかないまろんは引きずられながらも
またも無邪気な言葉を発するのでした。

「あ、でも、それだと私の処女は都に捧げることになるのかな?」

どんがらがっしゃ〜ん!
再び派手にずっこけた都。そのスキにまろんは都の手を振りほどき、
自分のカバンをつかんで逃げ去ってしまいます。

「まろん、待ちなさい!今日の練習はどうするのよ!」
「先生に休むって言っといて〜。」
「まったくもう・・・!」

で、その一部始終を見ていた稚空は、都がまろんに対して『栓』の使い方を
実践している所を妄想してしまい、赤くなりながら独り言。

「まったく、何の話をしてるんだか・・・」

#稚空の出番はこれだけ。(^^;


●桃栗学園 放課後の体育館 「都の憂鬱」

まろんに逃げられた都ですが、とりあえず例の小箱は持って行ったようなので
自分で試してみているんだろうと納得し、新体操の練習に行きます。

(まあ、あれが使えるようになったとしても、
 すぐ練習にまで出る気にはならないわよね。)

そう考えた都は、しぶしぶパッキャラマオ先生に
まろんが休んでいる理由を報告に行くのでした。

「東大寺、今日は日下部は休みザマスか?」
「せ、先生・・・ま、まろんは、その・・・」

都に質問したものの、新体操部員の出欠も付けている自分の閻魔帳を
チェックして、自分で解答を見つけてしまうパッキャラマオ先生。

「ああ、日下部は生理ザマスね。順調なようでなによりザマス。」
「せ、先生、まろんの生理周期をチェックしてるんですか?」
「生理のたびに休むのは日下部だけザマスから、すぐわかるザマス。」
「・・・やっぱり、まろんだけなんだ・・・」
「たまに、生理じゃなくても休んでいるザマスね。
 これはサボリザマスから次に出てきた時には厳しく指導しているザマス。
 東大寺、『刑事の父の手伝い』も基本的には『サボリ』ザマスよ?
 学生の本分は家業の手伝いなんかじゃないはずザマス。」

こう言ってパッキャラマオ先生は、生理で休むことはなくても、
ジャンヌ特捜班に協力して時々休んでいる都に釘をさすのでした。

「す、すみません・・・
 それにしても、どうもまろんが私より休むことが多いと思ったら、
 まさか生理のたびに休んでいたなんて。
 先生、先生からもまろんに言ってくれませんか?
 新体操の選手たる者、生理くらいで休むのはおかしいって。」

パッキャラマオ先生に、まろんに選手としての自覚が足りないと訴える都。
しかし、パッキャラマオ先生はこの問題に関して
強制するのは良くないと考えています。

「う〜ん、これは、個人的な問題ザマスからねえ・・・
 まだ一年ザマスし、大会の選手に選ばれるようになれば個人的にも
 自覚するようになるザマスから、大丈夫ザマス。」
「で、でもまろんは、一年生で選手に選ばれています!
 もし、大会の日に生理になったら・・・」
「それでも休むようならそれはそれで仕方がないザマス。
 東大寺、これに関しては、誰も日下部に強制はできないザマスよ。」
「そ、そうですか・・・」

「それより、これはライバルの弱みだと思って、自分の技を磨くザマス!」
「ら、ライバルって、そんな・・・まろんは・・・」
「東大寺も一年生で選手に選ばれたザマス。競い合ってこそ花ザマス。
 休んでいる間に東大寺が自分よりうまくなっていれば、
 日下部にも自覚が生まれるはずザマス!」
「は、はい!」

こうして、パッキャラマオ先生に逆に説得された都は、
まろんが休んでいる間によりうまくなって、
まろんに見せ付けてやろうと新体操の練習に励むのでした。


●桃栗町郊外 ツグミさんの家 夕方 「続・まろんの憂鬱」

「くすくす・・・大丈夫ですよ、タ○ポンで処女膜は破れたりしません。」
「えっ!?そ、そうだったの?」

学校の帰りにツグミさんの家に寄って、ツグミさんに事の顛末を話し、
相談を持ち掛けたまろん。
都に自分の処女を捧げることになるのかと思って逃げてきた所まで話して、
ツグミさんに笑われてしまいます。

「処女膜って、意外とタフで頑丈なんですよ。
 ちょっとやそっとのことなら全然平気です。」
「ふ〜ん、そうなんだ。でも、激しい運動をすると
 破れることもあるって聞いたけど・・・」
「日下部さんが新体操をやってるから気にしてるんですね?
 大丈夫ですよ。日下部さんには立派でしっかりした処女膜が
 ちゃ〜んと付いていますから。私の指でもそうそう破れません。」

一瞬で真っ赤になった後、恥ずかしさの余りうつむいてしまうまろん。

「つ、ツグミさん・・・私の中のそんな所まで触ってたの・・・?」(真っ赤)
「私の指先には目があるんですよ。
 だから、人には見えない所まで見えちゃうんです。
 例えば、日下部さんの『中』のホクロとか・・・」
「キャーッ!や、やめてやめて!」(真っ赤っ赤)
「日下部さんのおへその中、上側の影になった所に小さなホクロがあるんですよ。
 日下部さんには見えにくいでしょうけど。」
「お、おへその中・・・んもう!ツグミさんの意地悪!」
「他にも、日下部さんには見えない所や見にくい所が
 どうなっているか詳しく教えてさしあげましょうか?」
「い、いい!教えてくれなくていい〜っ!!」

ぶんぶんと首を横に振りながら、なんだかツグミさんに自分の体の中を
すみずみまで覗かれているような気分になってしまったまろん。
あまりの恥ずかしさにツグミさんに相談したことを少し後悔し始めますが、
ツグミさんはくすくす笑いながらも話を続けるようにうながします。

「それで、逃げ出した後どうしたんですか?」
「都にこれを押し付けられたんだけど、やっぱり怖かったから
 学校の購買に行って、おザブを買って付けてます。」

まろんは机の上に都から押し付けられた小箱を置いて、
ツグミさんの手を取って箱の上に導き、確かめさせるのでした。

「これは・・・○○社のタ○ポンですね。
 これなら、初心者でも大丈夫だと思いますよ。」
「えっ!ツグミさん、よくわかったわね。これ、触ったことがあるの?」
「私も、これを使ったことがありますから。」
「ええぇっ!つ、ツグミさんもタ○ポン派だったのぉ?!」


●「ツグミさんの憂鬱」

「同士」だと思ってツグミさんに相談したのに、
ツグミさんも都同様タ○ポン派だったと知って仰天のまろん。
思わずその理由を尋ねてしまいます。

「ツグミさん、スポーツ選手ってわけじゃないのにどうして・・・」
「これも、私が黒い下着しか身に付けないことと関係があるんですよ。」
「えっ?」
「黒いナ○キンなんてありませんから。」
「あっ・・・」
「黒の下着に、白のナ○キンだと、
 どうしても『透けて見えているかもしれない』と思ってしまって。」
「ごめんなさい、また変なこと聞いてしまって・・・」
「いいんですよ。」

「でも、ツグミさんの下着姿を見るのなんて、私くらいしかいないのに、
 そんなに気にすることはないんじゃないの?」
「見えない所にも気を使うのは身だしなみの基本ですし、
 それに、日下部さん以外にも私の下着姿を見られることはあるんです。」
「ええぇっ?!だ、誰に!」

ツグミさんの意外な言葉に、自分の事は棚に上げ、
少し嫉妬を込めて問いただすまろん。

「小さな男の子に。」

まろんは小さな男の子と聞いて、全君に似た同じ名前の男の子が頭をかすめます。
しかし、ツグミさんの次の言葉に拍子抜けしてしまうのでした。

「スカートめくりをされたことが・・・」
「す、スカートめくり・・・」
「ランドセルの音がしましたし、小学生の男の子でしょう。
 その時、私はイカロスを連れて、杖も突いていたんですけど、
 その子にとっては全然関係なかったみたいですね。」
「ひどいわ!よりによってツグミさんのスカートをめくるなんて!」
「でも、『普通の女性』として扱われたってことだから、
 ちょっと嬉しかったかもしれません。」
「そ、そんなもんなの?」

「一応、スカートの中を見たくなるくらい魅力的だったってことでしょう?
 日下部さんも、めくられたことがあるんじゃありませんか?」
「そ、そうね。一度だけあったかな?めくられた私が唖然としてる間に、
 その時一緒にいた都が追いかけてって制裁を加えてたみたい。
 それが噂になったのか、二度目はなかったけど。」

(ひょっとしたら、都は自分がめくられなかったのでより怒ったのかも。)

ツグミさんの『魅力的だからめくられる』発言に、
その時は単に自分のために都が怒ってくれたんだと思っていたのが、
ちょっと違ったのかもしれないとまろんは考えるのでした。

「そう言えば私も、あれっきり、その男の子に道で会っても
 めくってくれなくなったんですよね。」
「小学生の男の子じゃ、ツグミさんの黒のパンツは
 刺激が強すぎたんじゃなぁい?」

今度はまろんがくすくす笑う番で、赤くなったのはツグミさんの方。
ツグミさんはスカートめくりの話を終わらせて、
自分が持っている小箱の話に戻します。

「・・・スカートめくりの話は置いといて・・・(真っ赤)
 それで、日下部さんはこれをどうしたいんですか?」
「う〜ん。よく考えてみると、都の言うことももっともだと思うの。
 このまま新体操を続けるなら、大会のことも考えて普段からそれに
 慣れておかないといけないって。」
「それじゃ、日下部さんもこれを使うようにするんですね?」
「まだちょっと怖いんだけど・・・」
「大丈夫ですよ。使い方さえ間違えなければ、
 これは全然怖いものなんかじゃありません。」
「そ、そう?」
「私が東大寺さんに代わってこの使い方を『実践付き』で、
 『懇切丁寧』に教えてさしあげましょうか?(にっこり)」
「きゃ〜っ!つ、ツグミさんまで・・・!」
「冗談ですよ。『実践』抜きで丁寧に教えてあげますね。」

おもむろに手にした小箱から中身を一個取り出し、それを使って懇切丁寧に
使い方や注意することをまろんに教えるツグミさん。
とうとう『栓』を使う決心をしたまろんは、
ツグミさんの説明に熱心に聞き入るのでした。

#自分で使って見せたり、まろんに使ったり・・・はしてませんよ。(^^;



「ツグミさん、色々ありがとうございました。」
「他に、何かわからないことや心配なことはありませんか?」
「もう、大丈夫です!
 今日これからってわけにはいかないけど、試してみますね。」
「・・・今日は、泊まっていかないですよね?」
「さすがに、今日はちょっと・・・
 でも、ツグミさんがどうしてもって言うなら、愛してあげてもいいわよ。」
「んもう、日下部さんったら!」(真っ赤)
「あはっ。それじゃ、お休みなさ〜い。」

すっかり遅くなるまで話し込んでしまったまろんとツグミさん。
夕飯までごちそうになってしまったまろんでしたが、
さすがに生理中に愛し合うのはためらわれるので、
ツグミさんにお礼を言って別れ、家路につくのでした。


●オルレアン まろんの家 夜 「フィンの憂鬱」

家に帰り、もう遅い時間なのでパジャマに着替えたまろん。
さすがに、『栓』をして寝るのはためらわれるので、
都からもらった小箱の中身を試してみるのは別の日にしようと考え、
今日はそのまま寝るつもりでした。

その時、ベランダに羽音がして、鳥にしては大き過ぎる影が
月明かりの中カーテンに写ります。
まろんはあわててカーテンを開け、ベランダに出てみるのでした。

「フィン!久しぶりじゃない!いったい今までどこに行ってたのよ!」
「ふん。今日はこれまでのようなわけにはいかないよ。行くぞ!」
「きゃ〜っ!きょ、今日はダメ〜っ!!」

まろんに襲いかかる堕天使フィン。
二人はもつれ合いながら部屋の中へと転がり込みます。



しばらくどすんばたんと音がした後、いつものようにベッドの上で
組み敷かれているのはフィンの方。
まろんは神のバリアー全開で、フィンの服も一緒にむしってしまうのでした。

「そ、そんなばかな・・・
 生理中は、神のバリアーが弱まると思ったのに・・・」
「フィン、知らなかったの?
 私、生理中にジャンヌのお仕事をしたこともあったのよ?」
「な、何い?」
「変身すると、ナ○キンも消えるんだけど、生理もおさまるのよね。
 だから、生理中は『ず〜っと変身していたいなあ』なんて思ってたけど、
 そういうわけにもいかなかったし。」

「く、くそっ!は、離せ〜っ!」
「ねえ、フィン。天使って、生理はないの?」
「そ、そんなもの、天使にはない!」
「え〜っ!な、なんてうらやましい・・・」
「人間などと違って繁殖する必要がないからな。」
「でも、付いているものは付いているのよね。もみもみ。」
「あっ!」

まろんに胸を揉まれてしまったフィン。
まろんは天使に生理がないと聞いて、
うらやましさから少しフィンをいじめてしまいます。

「子供を作るためじゃないってことは、これって、
 こうやって楽しむためだけに付いているのね。くりくり。」
「あぁんっ!」
「天使って、『清純』なイメージがあったんだけど、
 本当は意外とエッチな体だったんだ。つねつね。」
「い、痛っ!や、やめて〜っ!!」

なんとか逃げ出そうと暴れるフィンでしたが、
まろんは神のバリアーでフィンを押さえ込んで離しません。
それに、愛するのはともかく、生理中なので愛されるのは遠慮したいまろんは、
パジャマを脱ぐこともなくそのままフィンを責め続けるのでした。


●オルレアン上空 「ミストの憂鬱」

まろんの家の上空あたりで、またまた覗き見をしているノインとミスト。
彼らは、生理くらいで神の力が消えたりしないことをよく知っていました。

「ふん。生理くらいで神のバリアーが消えるなら、
 我らもこんな苦労はしていない。」
「ミスト、クイーンに教えてあげなかったのですか?
 あの娘が生理になっても、神の力は弱まったりしないと。」
「聞かれなかったからな。」
「でも、今日あの娘が生理なのは教えたと。」
「クイーンが勝手に勘違いしたんだ。私は知らないね。」
「確かに、女魔道士や魔女なら生理で魔力がなくなったり、
 満月で魔力が強まったりするものですが・・・」
「ジャンヌの力の源は、魔力ではなく神の力だからな。」

「それなら、せめてクイーンを止めてさしあげるべきだったのでは?」
「ノインもただ見ていただけだろうが。それに、本当は単にクイーンが
 あの女に愛されるのに口実が欲しかっただけなのかもしれないぞ。」
「それならなおさら、魔王様のためにもあの娘とクイーンは
 引き離すべきでしょうに。」
「そんなに言うなら、お前がやれ。今の私の体は借り物だからな。
 あの神のバリアーには耐えられん。」
「私だって、あのバリアーにはさすがに・・・」
「・・・ふん。」

魔王様に忠誠を誓っているものの、フィンがクイーンとして
自分の上に位置しているのには我慢ならないミスト。
魔王様と、自分の心の板挟みでなかなか悩ましい所です。

それに対して、ノインの方はフィンに含む所はないのですが、
前世が愛するジャンヌであるまろんに対する想いは複雑です。

「それにしても、カーテンも窓も開けっ放しで何をやっているんだか・・・」
「あんまりミストが覗くので、覗かれ慣れたんですかね?」

ノインを睨み付けるミスト。覗き魔はお互い様だと思いながらも、
二人はそのままクイーンとまろんを見守るのでした。

#え?ミストは「少女」じゃないって?
#いいんです、姿さえ少女なら例え子持ちの一万二千十一才でも。(^^;


●オルレアン まろんの家 深夜 「フィンの受難」

神のバリアーで押さえ込まれたまま、
反撃もできずにまろんに責められ続けたフィン。
さすがに息を乱しています。

「はあ、はあ、はぁ、はぁ・・・」
「私が生理の時を狙って来るなんて、いけない娘ねえ。
 ちょっとおしおきしなくっちゃ。」
「・・・い、今までやってたのは・・・?」
「こんなの、おしおきの内に入らないわよ。さ〜て、どうっしよっかな〜。」
「や、やめて・・・」
「そうだ!生理がないってことは、
 フィンは当然タ○ポンも使ったことがないわよね?」
「あ、当たり前・・・って、ま、まさか・・・」

机の上に置いてあった例の小箱を持ってくるまろん。
どうやら、自分で使ってみる前に、フィンの体で試してみるつもりのようです。

「人間が、生理の時にどんなに大変か少し教えてあげる。」
「や、やめて〜っ!!そ、そんなの入らない!」
「だいじょーぶ。これ、私の中指より細いくらいだし。」

小箱の中から1個取り出し、ツグミさんがやって見せた通りに袋から
中身を出すまろん。それを持って、フィンの上に覆い被さります。

「や、やめて、まろん・・・お、お願い・・・」
「生理じゃないから、中で膨らまないし、ぜ〜んぜん大丈夫!
 あ、それとも、血じゃなくて別のものを吸って中で膨らんじゃうかな?
 さっきから、ビショビショみたいだし。」

未知のモノを体の中に入れられる恐怖から、
フィンは渾身の力で神のバリアーを振りほどこうと暴れますが、
まろんはますますフィンを押さえ込む力を強めるのでした。

「暴れると、付いてるひもが切れちゃうわよ!
 そうなったら、二度と出せなくなっちゃうんだから!(大嘘)」
「い、いや〜っ!!」
「じっとしててね。えいっ!」
「あぁ〜っ!!!」

#・・・その後、フィンがどうなったかは各自妄想して下さい。
#実は、タ○ポンを上のお口に突っ込んで・・・ってオチもあったりして。(^^;


●エピローグ 「フィンの災難」

「・・・・・・」(気絶しているフィン)
「え〜っと・・・あっ!ホントにこんな所にホクロがあるわ!」

精根尽き果てて気絶したように眠っているフィンを横目に、
まろんは自分のお腹を出して、おへそを広げて覗き込み、
ツグミさんの言ったホクロがあるかどうか確かめていました。

「ツグミさん、相変わらずすごいわねえ。
 こんな小さなホクロがわかっちゃうなんて。」

ツグミさんに自分の体の中をすみずみまで覗かれているような
気分になったことを思い出して赤くなるまろん。
ふと、「立派でしっかりした」と評された自分の処女膜のことを思い出し、
改めて眠っているフィンの方を見ます。

「・・・そう言えば、フィンの処女膜って、どうなっているのかしら・・・?」

何やらまた良からぬことを考えているらしいまろん。
フィンが目を覚ました時、そこに待っているのは・・・(怖っ!)


おしまい。


#あああ、(別の意味で)「やっちゃった。」・・・(意味不明(^^;)
#このネタだけは使わないようにしていたんだがなあ。

●ちょっと解説
筆者が生理をまともに描写した少女マンガを読んだのは、
成田美奈子先生の「CIPHER(サイファ)」が最初かな。

この物語の中では、ヒロインのアニスの生理について、かなり
突っ込んで描写していました。(しかも、エッチじゃないんだ、これが。)

夏休みにアメリカ横断自転車ツアーに参加したアニス。
アニスは男勝りの女の子でしたが、途中で生理になってお休みしました。
しかし、他の女の子達は、全員生理になっても「栓」をして
自転車に乗り、がんばっていたのでした。

この妄想は、上記のアニスのお話が元になっているんですよね。
筆者が書くとどうしても変な方向へ行ってしまうのですが。(^^;

なお、本妄想中の生理関係の事柄や器具についての描写は、
筆者が本から得た知識とそこから推測したもので構成されています。
従って、そもそも間違っている可能性もありますのでご注意下さい。



追伸:「中指の第二関節まで」について
妄想本文中でも少し出てきますが、もちろん「あそこ」に入れる分量です。
中指を全部入れてはいけませんし、ましてや人差し指と合わせて
2本も入れるなんてもってのほかです。(そこまでやると処女が危ない。(^^;)

それでは。



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