私は、ご主人様と彼氏が同じ方です。

お付き合い自体は、3年ほど前からになりますが、この度、結婚を前提としたお付き合いを公言する

機会があったことを機に、SMの嗜好があることを私から打ち明け、彼が私のご主人となってくださ

ることとなりました。

以前から、ご主人となる方にもそれとは気づかず、SMの嗜好があったようで、彼自身、私と話し合

って、今までの自分の経験がSMであるということに気がついたようでした。

しかも、Sである、と。


わたし自身はずいぶん昔から、SMに興味のあることを自分自身で気がついてはいましたが、それ

までお付き合いした普通の方にはなかなか言い出せず、苦しい思いをしたこともありました。

しかし、彼には思いきって告白をして、このようなよい結果となることが出来ました。


彼が、奴隷誓約書を私に作成しなさい。と言ったのは、もう、1ヶ月以上も前になります。

本当はすぐに作成したかったのですが、なかなか条件が整わず、遅くなってしまいましたが、

9月11日、ようやくご主人様の元へ奴隷誓約書を届ける事ができました。

以下に、その文面を記述します。



   「 誓約書

    たかよし 様

     私は、 たかよし 様の 奴隷として、一生 お側にお仕えすることをここへ誓います。

     たかよし 様を 私の全生涯をかけて、ご主人様としてお望みのままに行動し、

     また、もし、この誓いを違うようなことがあれば、どんなお仕置きにも甘んじ、

     また奴隷の責を解除されることも厭いません。


    平成十一年九月十一日

    りえ 」




実際は、実名入りで、A4縦のサイズですが、誓約書の条件として、[会社で作成し、印刷してくること]

ということがありまして、会社のコンピュータにあまり触る機会もなく、プリンターは1台でみんなの見

えるところに (とりに行けるところに) あるその状況下で作成するのは非常に困難でした。


しかし、ようやく作成し、1枚の紙を彼の元へ持っていきました。

すると、彼は、「よく頑張ったね。待っていたよ。」と私を褒め、「では、儀式をするから居ずまいを正し

なさい」と私に言いました。

私は、彼の前に正座して、両手をつきました。

すると彼は、「では、自分の作成した誓約書をしっかりと声を出して、俺の目を見ながら、読み上げな

さい。」 と言い、わたしは緊張のあまり、声が震え出しましたが、誓約書を読み始めました。


すると、彼は、私が誓約書を読み上げている間、隣の部屋から針を取り出してきて、自分の人指し指

を針で傷つけ、指の上に血溜りを作りました。

そして、私が、誓約書を読み終わると、「では、この血を人差し指につけ、自分の名前の上に拇印を

押しなさい」 と、言いました。

そして、私はそのとおりにし、二人の制約の儀式が終わりました。

その瞬間から、私はそれまでと違ったご主人様とのお付き合いの立場を考え、とても、嬉しく、誇りに

満ちた気持ちになりました。


そして、今は、ご主人様の愛奴でありながら、彼女でもあり、来年には結婚して、妻にもなる・・・と

いう、最上の幸せを手に入れることができました。



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