ひし形12面体H字組みを ひし形30面体に応用したものです。ひし形30面体の各面の延長面の交線で切り落とした形です。
ひし形30面体 。ひし形30面体は、対角線が黄金比φ(=(1+√5)/2=1.6180・・・)のひし形で囲まれた立体で、この組み紙もφが基本となります。ちなみに1×φの長方形から1×1の正方形を取り除くと、残った長方形の辺の比(φ−1):1も黄金比です。
正20面体や正12面体の角をおとした、正3角形と正5角形で囲まれた立体(20・12面体:isosidodecahedronというそうです)をベースに生まれたくみがみです。正8面体・正6面体をベースにしたEJブロックが√2に関係していたように、こちらは黄金比φに関わっています。かなり結合力は強い。硬派です。