THE GOLD誌掲載裏話

 昨年の小学館「DIME」誌に続いて、同じく小学館が企画編集しているJCBの月刊会員誌「THE GOLD」(12月号)に紹介されることになった。

 今回は「マンスリースペシャル」というコーナーでの手品の種明かしを依頼された。従来、安易な手品の種明かしというのは断わってきたのだが、単なるネタばらしではなくビジネスマンの余興を想定した正当的(?)なものをという話だったので、オーソドックスな基本的手品を提案した。

 奇術の魅力を話して簡単な手品の解説をすればいいのかと思っていたら、解説用の写真(手タレというやつですか)、さらにはコーナーの扉写真にも登場となった。およそガラではないのだが、乗りかかった船、用意されたボウタイを付けての出演となった。絵になるようなレパートリーが乏しいが、折角なので今年の発表会で発表した自作のダイスを出させてもらった。「DIME」誌のときと同様、どの写真も手間をかけて撮影していただいた。

 紹介記事と解説文はすべて記者の方の労作。奇術の本を手がけた経験もあるとのことで、限られた紙面の中、分かりやすいレイアウトでコンパクトに仕上がっていると思う。なお、紹介記事では「DIME」誌の際に心残りとなった「高木重朗氏に4つ玉を教わった件」を追加してもらった。

 ダイムの次がゴールド。その次は何だろう? (2000.11.19)


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