La rousette 11 英語の電話が通じるときと通じないとき

 明日は帰国するので、空港へいくの途中のLa foaという小さな集落にあるHotel Banuに今夜の予約をする。例によって電話にでた相手はフランス語でぺらぺら喋り始める。これを遮って英語で今夜の予約をしたいのですが、と何回か繰り返すと、電話の向こうで誰かが呼ばれ、英語の通じる女性に変わってくれた。実際に宿に行ってみたら、オーナー夫妻は全く英語が通じない。従業員に1人だけ英語を結構喋る人がいるのだが、電話に出たのも多分この人だろう。日本の小さな田舎町で、外国人が泊まることまずない小さな個人経営の旅館にいきなり英語で予約の電話をしたようなものだろう。「○○さーん。ちょっとちょっと外人さんみたいだから出て〜〜、英語だよ。」とでも言っているのが目に浮かぶようだ。もっともワールドカップの時には、外人向けでない安宿にチャレンジした外人さんもいたようだけど。

 飛行機が予定通り出るかどうかエールフランスに確認するように言われていたので電話をする。ところが、今度はフランス語の録音されたテープなので、強引に英語で喋るという手が使えない。数字はわかるので、「○○の方は1番を、○○の方は2番を、○○の方は3番を押してください。」と言っているらしいことは見当がつくが、その中味がわからないし、人間が答えてくれるところまでたどり着かないと話にならない。これでもお手上げなので、地中海クラブのフロントに頼んで、かわりに電話してもらった。

 再び長時間ドライブをして空港から50kmほどのLa foaにたどり着いた。途中の山々がかなり火事で燃えている。

 

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