Dの食卓』日記 その3

警告:お読みになる前に

自分用のゲームメモを兼ねていますので、力いっぱいネタバレしてます。
これから『Dの食卓』を遊ぼうという方は、ご注意ください。

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1997年03月25日 14:00


「Disk−1」と「Disk−2」との間で何日も過ぎてしまった。

これまでのゲームのストーリー。
大量殺人を犯して、立てこもった父リクター・ハリスを説得するため、ローラは、一人病院へと乗り込む。
だが、彼女は、不思議な屋敷へと取り込まれてしまった。
いくつかの謎を解き、石造りの小部屋へ入ったとたん、ローラの後ろで鉄格子が降りた。

1997年**月**日 4:10 (ゲーム内時間 2回目)


ローラの後ろで鉄格子が降り、さらに鉄の扉が降りてしまった。 ここは、石造りの円形の小部屋である。塔の中だろうか? 中に入ってみたが、他に出口はなく、部屋の中央に車輪のようなものが置かれている。 なにかのハンドルだろうか。
ローラが、そこに近づくと……
ロ〜ラ〜……

また、ローラのお父つぁんである。さっき会ったばっかりなのに、しつこい奴だ。(いいかげん慣れたので、プレイヤーの反応は投げやり。)

ローラの父親が消えてから、他に何も手がかりがないので、 部屋の中央にあるハンドルをまわしてみる。何も起こらないようだ。部屋の中を見まわしてみると、おんやぁ〜、 鉄格子のはまっていた出口が消えて、壁になっている。ふうむ、なるほど。

ハンドルをまわしては、背後の出口を確認する。 3回まわしたところで、鉄格子のない出口が現れた。
そちらへと向かってみる。鉄の扉が開き、その先には、下り階段がある。階段を降りた先には、小部屋があり、 部屋の中央が一段低くなっていて、その真ん中に宝箱らしきものが置いてある。 それに近づこうとすると……ドシュッ!!
お馴染みの串刺しの罠が!

ローラひるむ。廻り込んで近づこうとしても、ドシュッ!!
仕方ないので、またハンドルのある小部屋に戻る。

まだハンドルをまわす。いちいち背後を確認するのが面倒くさい。 2回まわしたところで、また別の出口らしきものが現れた。 今度は、上り階段に続いている。

階段を上ると跳ね上げ戸があり、そこの向こうは、夜の庭園だった。右手には塔の石壁があり、どうやらローラはこの塔の地下室にいたらしい。

庭園の木々は暗く、何かが潜んでいるような気がする。すすり泣きのようなかぼそい風の音と、犬(あるいは狼か?)の鳴く声がする。
そろりそろりと進んで、右手を見ると塔へと入る扉がある。だが、取っ手も鍵穴もない。
左手の庭の方には、白く石像が立っている。扉はあきらめ、石像の方へ向かう。
建物から離れるのは気が進まないが、他に道がないので、またまた、そろりそろりと進んでいく。

進む先には、噴水がある。
噴水の左手は矢をつがえた下半身が馬の男の像だ。動き出すか、何か罠があるのではないかと思ったが、 Sagittariusと書かれたいくつものボタンのついた奇妙なパネルがあるだけだった。 適当に押してみるが、何も起こらない。どこかにヒントがあるのだろう。

噴水を覗き込んで見るが、なにも起こらない。

噴水の右手には、水瓶を持った女の石像がある。こちらにも Aquariasと書かれたいくつものボタンのついたパネルがある。

これ以上ここにいても無駄なようなので、もう一度、ハンドルのある小部屋に戻ることにする。 それにしても、この庭を歩くのは、ひどく心細い。

Q1.この先を読みますか?

A1a)読む
A1b)ネタバレを見たくないから読むのをやめる


1997年**月**日 4:25 (ゲーム内時間)


ハンドルのある石造りの小部屋へと戻り、またハンドルをまわす。
1回まわしたら、また出口が出てきた。
下り階段だが、その先は美しいステンドグラスがはまっていた。 ステンドグラスを叩いてみるが、開く気配はないようだ。また、元の部屋へもどる。

いいかげんうんざりしつつ、ハンドルをまわす。 今度は、4回
下り階段が現れた。降りていくと、甲冑が並んでいる通路だ。その先は、穴のようになっている。 さっきの串刺しの部屋にでも続いているのかと、覗き込もうとすると……
げげげっ!
甲冑が襲ってきた!

画面下の方に「←」が表示されたのだが、とっさのことでわけがわからず、思わずAボタンを 押す。
もうだめか!?
と、思ったら、ローラは、ドサッと穴の中に落ちていた。

大丈夫生きている。
ローラが自分の落ちた穴を調べていると、壁にあの玉虫が止まっていた。

ローラ、またあのビジョンを見る。今度はナイフが突き刺さる幻影だ。
幻影は消えた。

壁面に穴を登るための梯子を見つけ、上っていくと……。
じゃじゃじゃん!さっきの甲冑の騎士が上で待ち伏せていた!
ひいぃぃぃぃっ!今度は、なんとか十字キーの「←」を押して、よけることができた。 続く騎士の攻撃。ローラの顔の直前で、剣の切っ先が止まり、さらに騎士が構える。 おおっと、画面下に「→」がっ!十字キーっ!

ドサッ!
また落ちた。私の反射神経じゃ間に合わなかったらしい。
また、穴から這い出しやり直し。
何度も、ドサッ!を経験した後、ようやく騎士の剣をかわす。だが、壁際に追いつめられるローラ。 今度こそ留めを刺されるのか!?
あ、また画面下に「←」!えいっ!

ははは、かわしたぞ!と、思ったら今度は、画面下に「A」の文字がっ!
えーっ、A、Aってどこ〜〜?

ドサッ!
……またか。
しつこく穴をよじ登り、何度も失敗した後、ようやく「←」「→」「←」と騎士の剣をかわし、 「A」ボタンで騎士を穴へと突き落とす。
どうも画面を見てタイミングを計るより、音楽の盛り上がりに合わせて、打楽器を叩くようにボタンを叩く方がうまくいくようだ。(どうしてもここをクリアできない人は、イベントを飛ばすこともできます。) さすが『E0』を作ったワープというべきか。
ぜいぜいっ。プレイヤーも疲れたぞ。

騎士の剣を見て、ローラは何かを思い付いた様子。まあ、これを使うとしたら、あそこしかないでしょうね。 というわけで、ハンドルのある小部屋へと戻る。

Q2.この先を読みますか?

A2a)読む
A2b)ネタバレを見たくないから読むのをやめる


1997年**月**日 4:45 (ゲーム内時間)


2回ハンドルをまわすと鉄格子のはまった出口が現れる。最初に入ってきたところだ。
さらに3回まわすと、宝箱のある地下室への出口。
さらに2回で、夜の庭園への出口である。目的はここ。

階段を上って、庭で出る。塔の入口に近づく。取っ手のない扉だが、一個所だけ何かを差し込むような穴があいている。 そこへ、騎士の剣を差し込む。

扉が動き、剣が折れてはじけ飛ぶ。(危ないなぁ!)

ともあれ、塔への入口は開いた。石段が上へと続いている。
塔への入口を登る。上った先にはなにやら機械がある。
古い天体望遠鏡のようだが、触り方がわからず、塔と庭の間をうろうろして 時間をロスしてしまう。

ようやく、望遠鏡の調べ方が分かる。記号がいくつか書いてある目盛りのようなものがある。Ωに似た記号や波形、矢印なんかが描いてある。プレイヤーは、これが何か知っている。星座の記号だ。 Ωに似た記号は天秤座、波形は水瓶座、矢印に似たのは射手座である。
庭にあった石像を思い出し、波形の記号に目盛りを合わせて望遠鏡を覗いて見る。
水色の星座が見える。
次に矢印に似た記号に目盛りを合わせて覗く。緑色の星座が見える。

庭に出る。
矢をつがえた男の像へと近づき、パネルの緑のボタンを押す。
次に、水瓶を持った女の像パネルの水色のボタンを押す。
と、噴水の水がどこかへ流れ出した。ローラにはわからなかったらしいが、その水は、どこかの部屋の宝箱を浮かばせたらしい。 (もちろん、プレイヤーには何が起こったか、わかった)

というわけで、プレイヤーはローラをハンドルのある小部屋へと向かわせた。
さあ、宝箱のある部屋へ向かうため、ハンドルを回すのだ!

が、そのとき、不気味な鐘の音が鳴り響いた。な、なんだ、なんだ?
5時を知らせる音であった。ローラは異次元空間へと飲み込まれていった。
そ、そんなぁ。これからなのにぃぃぃ。

プレイヤーの叫びも空しく、画面には Try Again の文字が表示されるだけであった...。

(再挑戦へと続く)

Q3.この先を読みますか?

A3a)読む
A3b)ネタバレを見たくないから読むのをやめる
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有里 (alisato.akemi)

最終更新日:2001/06/08