簡易郵便局について

(00/12/17)

地方自治体、協同組合、各種団体、個人等に業務が委託されている郵便局です。

受託者(委託されている団体、人)がさまざまですので取扱業務が局によって異なります。中には貯金業務を行っていない簡易局があり、特に農協が受託者の場合ではその確率が高くなります。局の入口や窓口にはその局の営業時間と取扱業務が必ず掲示してありますので忘れずに自分で確認します。

窓口の営業時間もまちまちで、郵便局と同様に16時まで貯金窓口を営業している局があれば、一般の金融機関のように15時で終了してしまう場合や、また連絡便の関係からか14時前にはもう切り上げてしまうところもあります。逆に農協が受託の場合に多いのが朝が8時半からだとか、あとは受託者の都合で昼休みを取ったり用事で出かけていたりする場合もありますので、簡易局を訪問する場合は、朝は早めにそしてできるだけ昼休みと夕方を避けて計画を立てるとよいでしょう。

電話帳に掲載されていない簡易局の探し方ですが、よい地図を買うと運良く掲載されていることがあります。もっと確実なのは、国土地理院発行の1/25000地形図を購入して郵便局をチェックした後に残る郵便局マークを探すことです。局名までは分かりませんが簡易局の位置がピンポイントで判明します。同じ地形図でも最近の1/50000地形図では情報がかなり省略されているためか記載されない場合がありますので注意が必要です。またweb上では「全国郵便局一覧」を公開している方がおられますし(リンク省略)、郵便局データベースという本を発行している方もおられますのでそれらを活用するのも極めて有効な手段ですが、自分でも基本を押さえておきましょう。

個人に受託されている簡易局では民家の一部がそのまま郵便局という場合があります。家の前の小さな郵便ポストを見逃したまま少し離れると普通の家と全く区別できないような場合もあり、そういう簡易局には入るのにも躊躇しますが玄関の局名掲示を信じて扉を開けましょう。大きな声で挨拶すれば笑顔で迎えていただけると思います。

数年前まではオンラインの整備が遅れていたため印字器(金額器)や会計機を使って印字していた局が多く、私のようにオフライン(オンラインでない扱い)用通帳を持参して回っていた人もいたわけですが、急速に整備が進み貯金を扱うほとんどの局がオンライン化されました。オフラインについては何も簡易局に限った話ではないので別項に譲ることとします。


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