旋盤で加工する Last Modefied 2011.01.23

2010年12月、念願の旋盤を購入。

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目次


はじめに

なぜ、旋盤が欲しかったのか、それは小さい頃に買ってもらったNゲージ模型を修理するため。
今はなきエーダイのEF65の台車のギアがすり減って回らなくなってしまったので、これをなんとか直したい。
ただそれだけ。あとは面白そうだったから。


旋盤購入

アパートにおけるサイズということで選んだのが、芯間250mmのミニ旋盤のなかでも一番小さいクラスのもの。
もうワンサイズ上の芯間350mmのでも置けそうではあったのだけれど、結局デザインで選んだ・・・
購入してから思ったけれど、芯間350mmにしとけばよかったかなと。理由は後ほど。でも目先困ってないからいいのかな。
さて、購入したのは、
旋盤市場というところのPSL-250VDというやつ。
Webを調べると似たようなのがいろんなところから出ているから、中華製を各社で出しているのかな。
同じ形のを扱っているその他のメーカとしてはSIEGが有名らしい。
その他、寿貿易とか東洋アソシエイツなど。
初めてだったし、とりあえず安くていいや、ってことで旋盤市場にしてみましたが、まぁ普通と思います。
というか、旋盤とか買うの初めてなので、何が普通とかわかりませんけれど〜。

さてさて、実際の購入にあたっては、本体だけでは何もできませんので、次のものをセットで購入しました。

しめて10万円ちょっと。ほぼ予算通りです。
それと、少し加工してみて、やっぱりミーリングアタッチメントが欲しくなり、以下を追加で購入しました。
他にも割り出しテーブルとか欲しいですが、250用には出ていない・・・。
ただフライスの小型のには取り付けできるみたいなので、もしかしたらいけるかも。
ローレットホルダーも250のオプションにはなってないけど、350用のが使えそうな気がする。
なんだか、加工始めると欲しいものがいっぱいでてきました〜。


旋盤について

さてさて、冒頭で350にしといた方がよかったかも、と書いたのにはわけがあります。
初めての旋盤購入だったのと、アパートに置くと言うのが前提だったので、あまり大きいものを加工するわけではないし、芯間くらいしか意識していなかったのですが、実は「主軸貫通穴」という重要なファクターがあることが後でわかりました。
つまり、芯間に納まらなくても貫通穴に通りさえすれば、ある程度長いものが加工できるのです。
芯間は加工できる幅であって、加工する物の大きさではないということです。
250の場合、主軸貫通穴はφ9mm、350はφ20mmです。この差は大きい。
これだけでも加工の幅に大きく差がでます。
旋盤市場で扱っているミニ旋盤では、350よりも大きいモデルでも主軸貫通穴はφ20mmなので、この辺が標準といったところなのでしょうか。
あとは振れ止めなるものを使用することになるのでしょうか。これは購入しなかったので、よくわかりません。
それから売っている素材を見ても長さが300mm〜500mmくらいが一般的みたいなので、芯間250mmではつかみきれないため、主軸に貫通させて加工したくなります。
また、300mmの素材を加工するのでも、芯間350mmあれば貫通穴を通さなくてすみます。
ミニ旋盤を購入する際は、このあたりに注意すればよいかと思います。これから購入する人の参考になれば・・・。


オプション

250を購入後、加工したりメンテナンスする上で本体標準の添付品では足りないものがいくつかあります。

その他、思い出したら追加します。
次に追加で購入したオプションについて。
その他、あると便利そうなもの。


旋盤を使ってみて

少しつかっている内に、縦送りのハンドルがバックラッシュが1回転くらいになってしまった。
調整後3メモリくらいまでに抑えることができたので、調整方法等は後日に〜。

コレットを装着してドリル加工した後、三爪チャックを再度取り付けるときの芯出しとか。

コレット装着したとき、ギアの音がすごくうるさくなったので、ボルトの締め付けすぎ?と思ったけど、ゆるいとドリルをちゃんとチャックしてくれない。
まぁ、ギアに油を差して解決ですが。


加工物

初めての加工物は、知り合いに頼まれたプラモデルのディテールアップパーツ。
写真とかは後日に。

その他、少しずつアップしていきたいと思います。