鉄道関連 Last Modefied 2011.01.23

最近Zゲージが流行っているようなので、Zゲージのレールを使ってNナローができないか検討してみる。

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目次


はじめに

Nゲージの模型は概ね1/150のサイズで作られていて、レールの幅は9mmですよね。
標準軌と呼ばれるレールの軌間は1435mmですから、1/150は約9.6mmです。
日本の在来線で使われている線路の軌間は狭軌の1067mmなので、1/150すると約7.1mmです。
ちなみに、アメリカのNゲージ模型は縮尺1/160で作られていることが多いらしく、1435mmを1/150すると約9mmになります。
そして、1067mmを1/160すると約6.7mmとなって、NナローにはZゲージのレールが使えるのでは?
つまりNゲージの模型をZゲージのレールで走らせれば、よりスケール間が増すってことですよ。
てなわけで、最近Zゲージをよく見かけるようになったので、レールが手に入るならNナロー化してみよう!と思ったわけです。


Nナローやってみる

模型屋に行って、KATOの車輪だけほしかったのだが残念ながら置いてなかった。ふと先日買ったキハ181の台車が目にとまる。
まずはキハ181でやってみますかねと。
で、さっそくやってみたのがこれ。右の写真と比べてみると、なんとなく実写に近づいたような、いないような・・・。

はまかぜ  はまかぜ


工作

台車枠から車輪を取り出し、車輪を軸から抜いて軸を削る。9mmを6.5mmにするので、2.5mm削る。
車輪にも軸が出ているので、これを少し削らないとちゃんと収まらない。写真は元の台車
台車

加工した車輪がこれ(写真右)。
車輪

そのままだと台車枠に車輪を保持できないので、写真右の様にプラ板をゴム系接着剤で貼って固定する。
試しに作ってみただけなので、見てくれが悪いのはご容赦を。
台車枠
プラ板は1.2mm厚を使用し、2mmの幅で18〜19mmの長さの物を2つ用意する。
車輪の間隔は約14mm。1.1mm(1.2mm?)のドリルを使って穴を貫通させる。

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こんなのを作る。

次は動力車を加工しなければならないけれど、それは後日ということで。
予備の動力車を買ってこないとちょっと工作に踏み切れない感じ。


Zゲージ

秋葉の模型屋にたまに行くのだが、思ったほどZゲージ置いてない。
特に、車両のセットはあるのにレールの類がない。これは困った事態である。
あとNナローやるにはやはりNゲージ並みの半径のカーブレールとか欲しい。
フレキのレールでもいいのだけれど、ポイントとかはどうにもならんし。