Libretto改造
 去年(1997年)の夏にクラッシュしてからご無沙汰だったリブレットも復活した最近、ななななんと、某ルートから廃棄になったリブレットを入手することができた!

壊れているから」という事で、某東○工場から廃品として放出されたものを人づてでGETしたのだ。
しかし、その機種の中にLibretto50があるではないか。
ラッキー!早速改造だ
(イーッ)
という訳で、ショッカーに倣って行なった、Libretto改造記録を公開しよう!

戦闘員よ、改造のためのマシンをさらってくるのだ! (イー!)
 しかし、世の中なにがどうなるか解ったものではない。 以前、妹の知り合いの見合写真(?)の写真修正(Photoshopで)を行なった件が きっかけで、ワシがコンピュータに詳しいということがその人脈に伝わり、「アルバイト先の工場で大量に廃棄されるパソコンをあげるよ」という ことになった。 あまり期待もしていなかったが、そうして3日ほどたった頃,段ボールにゴロッとノートPCが送られてきた。

「あの写真修正では、ワシのモアレ除去FFTプログラムを始め、最高のテクを駆使したのにも関らず駄賃なしだとォ! しかも顔は・・・(推察せよ)」

と、内心憤慨していたのじゃが、まぁブツが手に入ったのでよしとするか。 そして何気に箱のなかを確認したワシの血圧は 180mmHg を軽く越えた。

Libretto50が入っている!

 雑誌記事やサイトの情報で、Librettoの改造内容は掴んでいたワシであったが、いざ自前のLibretto20を前にすると、クラッシュした前科が あるとは言え躊躇するもの。 しかも、以前 IBM ThinkPAD 220 を開けて改造しようとしたが、開けるのがひじょうに大変であった経験もあり、 今まで手が付けられないでいた。
 しかし、状況が一変した。 壊れているとはいえ、Libretto50 が手に入ったのだ。さらに、箱の中には もう1台、Libretto20も入っている。 これはヤルしかない。ちなみに、「最高の写真テク」はここ
さっそく改造だ!しゅじゅちゅ台の上に固定せよ! (イー!)
 そういう訳で、Libretto改造に着手したワシじゃが、やはり改造情報が必要である。そこで、下記のサイトから色々情報を仕入れてきた。 諸君もリブレット改造の際には参考にしてくれたまえ。
http://www.rr.iij4u.or.jp/~bell/l50_2.htmlLibretto50〜70 ドライバ情報
http://www2.justnet.ne.jp/~toshio_h/lib50.htmlLibretto 50 のページ
http://www4.justnet.ne.jp/~yuya/About The Libretto
http://www.yamahayst.com/opl3sa0.htm#downloadYAMAHA OPL-3SA 音源driver
では、さっそくオペにかかるとしよう!
キーボードを分解した所。
この部分までは比較的簡単に分解できる。 このあと、裏ぶたのネジを外して、ディスプレイ部分を外すと、
こんな感じ。大きな灰色の部品はペンティアムの放熱版である。
これが今回の改造部分。 電源マイコン端子にペンティアムからの信号をダイオードで接続することで、電源起動時に内部クロックの倍率を 可変できるという。 さらにベースクロックをクロックアップして、パフォーマンスは
Original : ペンティアム75MHz → 改造機 : ペンティアム 90MHz(ノーマル時)/120MHz(ターボ時)
 最初は 100MHz/133MHzで利用していたのじゃが、どうやら駆動時間が長いとオーバーヒートして、自動的にハイバネーションモードへ 没入してしまうので、残念ながら 90MHz/120MHzのモードとした。
 最初、Libretto50のスピーカーは音が出なかったので、もう1台のリブレットとスピーカー交換。
この部分が結構分解時にドキドキもんである。

ソフトウェアを着せるのだ! (イー!)
 例によってソフトウェアのインストールが一苦労であった。昨年('97)夏のPCアップデートのときに学んだテクニックとして、 HDD内部にインストールディスクの内容を総てコピーしておいて、そこからセットアップする方法を採用。
 ドライバー類もすべてHDDに入れておいて、インストールの時にフロッピーを参照しないようにしないと、Librettoのセットアップは 失敗してしまう。
 ・・・・だが、結局の所、HDDを交換したりナニやらで、結局落着いたのは4月も終わりになってから。くっそー!


それではさっそく戦闘開始だ!(イー!)
 紆余曲折の末、ようやっと復活したLibretto。 HDDも2Gbyte搭載したし。 HDBENCHの結果も取ってみた。
 (画面は640×480dot / 24bit COLORモード)

90MHz時
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.297 ★ ★ ★
ALL Text Scroll DD Read Write Cache Drive
2304 5066 5606 1432 746 1373 33 0 2142 1129 3209 C:10MB
120MHz時
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.297 ★ ★ ★
ALL Text Scroll DD Read Write Cache Drive
3315 6757 7483 1611 866 1475 33 0 3891 4266 3454 C:10MB
今回の実験はこんなところか。ジャンクとなったマシンも、小型ディスプレイとして使用できるかもしれないし、まだまだ楽しめそうであるのう。
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つきなみCOMICS Libretto改造
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